感想:アニメ「Another」第9話「Body Paint -連鎖-」

アナザー【北米版】

 アニメ「Another(アナザー)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ Another 公式サイト
http://www.another-anime.jp/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第9話 『#09 Body Paint -連鎖-』


■あらすじ

 海で死んだナカオ(漢字不明)は、家を出る際に階段から落ちて頭を強打しており、それが原因の脳挫傷で死んだとわかる。ナカオは夜見山市を出る前に既に死んでいたのだった。

 恒一・勅使河原・望月は、15年前に松永が教室に隠したという何かを探すため、今は封鎖されている旧校舎の3年3組の教室を調べる事にしたが、成り行きで鳴もついてきてしまう。

 恒一はロッカーで松永が残したカセットテープを見つける。テープには、15年前、当時の3組の教師と生徒が災厄を止めるため夜見山神社にお参りしたものの、何の効果も無かったという絶望が語られていた。しかしその後の肝心なところを聞けないまま、勅使河原がテープを壊してしまう。望月はその修理を引き受けることになった。そうしている間にも3組の関係者は次々と死んで行った。


■感想

 恒一たち、よくカセットテープの事なんて知っていたな、とか思いましたが、物語の舞台は「1983年の15年後→1998年」なので、まあその頃ならセーフか。2012年の中学生なら「これなんだろ…(ト書き:顔を見合わせる)」で終わりになりそう。


 ところで作者の綾辻行人先生は「この作品はミステリーで、死者の手がかりは序盤から提示されている」と言っていましたが、そんなのあったか? まあ千曳先生は以前に意味ありげな事を口にしていましたが…、良くある「読者/視聴者が最初から騙されていた」という叙述トリック系か?