感想:アニメ「Another」第10話「Glass eye -漆黒-」

アナザー【北米版】

 アニメ「Another(アナザー)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ Another 公式サイト
http://www.another-anime.jp/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第10話 『#10 Glass eye -漆黒-』


■あらすじ

 冒頭。時期不明のいつか。川べりで泣いている赤沢泉美と、泉美に声をかけるパジャマ姿の恒一の出会いの場面。

 3年3組の夏合宿が始まった。恒一たちは松永が残したテープの続きを聞く。松永は神社へのお参りの後、クラスメートの男子を口論の末に誤って殺害してしまった。ところが他のクラスメートはその生徒のことを知らないといい、以後災厄は止まった。殺した相手は「死者」だったのだった。つまり災厄を止める方法とは「死者を特定し殺すこと」だった。恒一たちは希望を見出すが、そもそも誰が死者か解らない上に、クラスメートを殺せるのかという壁に突き当たる。

 初日の夕食時。対策係の赤沢は災厄を止められなかったことを詫びるが、続いて「鳴が『いない者』の役割を果たさなかったのが悪い」と非難し、鳴に全員への謝罪を要求する。鳴は恒一たちが止めるのを制し謝罪するが、その瞬間生徒の一人がぜんそくの発作で倒れる。電話が繋がらないため、千曳は車で生徒を病院へ運ぶことにした。

 夕食後、恒一と鳴は恒一が見つけた26年前の最初の災厄の年の写真を見る。今年の4月に亡くなった鳴の従姉妹・未咲は実は双子の姉妹だった。おそらく未咲は災厄によって亡くなったと思われ、つまり恒一が転入してくる前に災厄は始まっていた事になる。鳴の義眼は死の色を見ることが出来るといい、恒一も自分も死者では無いと言う。しかも「死者」はこの合宿に参加しているとも。鳴がその名前をあげようとした途端、勅使河原が部屋に飛び込んできた。


■感想

 おお「災いの元の死者を殺せば万事OK!」とは、コロンブスの卵というかその手が有ったか的解決方法ですね。「鳴が保障してくれたから自分は死者じゃない」と恒一は安心しましたが、その鳴が大嘘ぶっこいていたらどうするのかと心配に…

 あと冒頭シーンが何らかのヒントらしいのですが、「恒一=死者ですが、その辺りのことは泉美同様自分も忘れている」というメッセージにしか思えない…

 残り2回。