感想:アニメ「ZETMAN」第13話(最終回)「葬列」


 アニメ「ZETMAN(ゼットマン)」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『ZETMAN』公式サイト
http://zetman.jp/index.html

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第13話(最終回) 葬列


■あらすじ

 花子は高雅/アルファスに殺された。灰谷はZETに花子を殺した人間の方こそ悪ではないかと言うが、結局ZETはプレイヤー側ではなく人類側に立ち灰谷を倒した。しかし高雅はZETに暴きの輪がある限りプレイヤーを呼ぶとして、ZETを殺そうとする。ZETはアルファスを簡単にあしらうが、止めを刺さずその場から立ち去る。光鎧は、ZETが神崎の教えを守り、肉体が完全体となっても心が人間側である以上、灰谷の負けだと指摘する。

 3年後。高雅は天城の社長となり、アルファスとしてプレイヤーを狩り続けていた。人々は正体不明のアルファスに感謝するが、誰も知らないところで人もまたZETとしてプレイヤーを倒していた。<完>


■感想

 先日見た「ダークナイト」と似たような感じでしたな。あくまで現実ベースの世界で「正義のヒーロー」が活躍するとどういうことになるのかを上手い事描いておりました。ヒーロー同士でも正義の考え方に違いがあるし、悪党側にも自分たちの正義があるし。高雅がすっかり悪党面になって、人外のZETに「お前はもう人間じゃねえな」とか言われてしまうシーンがインパクト強し。

 原作はまだまだ続いているようですが、アニメはアニメでしっかりしたオチがついていたので満足できました。評価はマルですね。