感想:アニメ(新番組)「トータル・イクリプス」第1話「帝都燃ゆ(前編)」


 アニメ「トータル・イクリプス」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「トータル・イクリプス
http://muv-luv-te-anime.com/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 エッチゲームメーカー「アージュ」の成年向けゲーム「マブラブ」(2003年)から派生したライトノベルマブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」(吉宗鋼紀ファミ通文庫)のアニメ化、らしいです。ジャンルはSFシリアス巨大ロボット物。



■キャスト
ユウヤ・ブリッジス:小野大輔
篁唯依(たかむら ゆい):中原麻衣
リスカ・ビャーチェノワ:生天目仁美
イーニァ・シェスチナ:能登麻美子
タリサ・マナンダル:野川さくら
ヴァレリオ・ジアコーザ:浜田賢二
ステラ・ブレーメル:大原さやか
ヴィンセント・ローウェル:杉田智和
イブラヒム・ドーゥル:小山力也
フランク・ハイネマン:津田英三
イェージー・サンダーク:斧アツシ
フィカーツィア・ラトロワ本田貴子
崔亦菲(ツイ・イーフェイ):石原夏織
レオン・クゼ:羽多野渉
シャロン・エイム:田中理恵
リダ・カナレス:ayami
ニイラム・ラワヌナンド:日笠陽子
フェーベ・テオドラキス:高森奈津美


第1話 帝都燃ゆ(前編)


■あらすじ

 1958年、火星で地球外生物「BETA」が発見され、以後人類とBETAは戦争になった。1998年、地球はBETAの侵攻に敗北の連続で、ついに大陸は陥落し、日本にBETAが上陸してきた。「篁唯依(たかむら・ゆい)」たち衛士(ロボットのパイロット)候補生たちは、教練半ばで京都の補給基地の防衛にかり出されるが、その前にBETAの大群が迫る。


■感想

 原作小説は未読。コミック版も未読。

 あらぁ、このアニメ、「ガンパレード・マーチ」のリメイクとは気がつきませんでしたよぉ〜、えっ、違うの? だって、

・20世紀半ばに怪物が地球に現れて以後大戦争
・そして負けつづけて、20世紀末ついに日本が戦場に
・日本は軍事国家
・巨大ロボット兵器が主力兵器
・若い兵士たちが絶望的状況で戦闘に投げ込まれる

 って、これがガンパレでなくて何なのさ?と言いたい気分です。


 そして全体に安っぽい…、「トータル〜」ってあのマブラブの親戚だし漫画版は有るしロボット兵器はフィギュアになっているし声優の数も凄いし、なので、なんとなく「Fate/zero」に匹敵するような今期の大注目作だと思っていたんですよ。それなのに、ああそれなのに、蓋を開けてみたらガンパレもどきのやすーい世界観。それでもお話に引き込まれるような面白さなら良かったのですが、Aパートでもう退屈してくる始末…


 なんか一人で力んで待ち構えていたのがバカバカしくなってきた…、もうちょっと見つづけてから切るかどうか考えましょう。