感想:漫画「アウターゾーン リ:ビジテッド」第5話「幻の夏」(光原伸)(コミック特盛 夏号)(2012年7月17日)


(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

コミック特盛
http://www.homesha.jp/e/mag/p.php?tag=pc/sp/mag/kaidan
◆好評シリーズセンターカラー
[アウターゾーン リ:ビジテッド] 光原伸

Episode 5 幻の夏


■あらすじ

 有名小説家がとある寂れた別荘を買いに来る。小説家は子供の頃、別荘の近所に住んでいたが、川で溺れかけたところを謎めいた美女(=ミザリィ)に助けられた事があった。少年は母親を亡くしていたためミザリィに懐くが、ある日突然ミザリィは消えてしまう。少年は成長するもの、ミザリィを失った虚しさを抱え続けていた。

 やがて別荘に突然ミザリィが現われ、小説家はミザリィが全く老いていない事に驚愕する。小説家はミザリィに一緒にいてくれと懇願するが、ミザリィは拒否する。苦しむ小説家を見て、ミザリィは過去を改変し、川で溺れた少年を助けなかった事にする。

 現代。ミザリィが川で釣りをしていると、近くを成長した少年とその息子が通りかかる。親子は幸せそうだった。<完>


■感想

 今回は幻想系。良い話でした。それにしてもセンターカラーとは人気あるなぁ。巻末の読者投稿欄でも「復活して嬉しい」とか書いてあるし。