感想：小説「アフィリーの遺産」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 429巻）

　小説「アフィリーの遺産」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 429巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容について多少触れています。ご注意ください）

-------------------------------------------------

■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118612/
アフィリーの遺産 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-429 宇宙英雄ローダン・シリーズ 429) [文庫]
クルト・マール (著), 工藤稜 (イラスト), 五十嵐洋 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2012/7/20)
言語日本語
ISBN-10: 4150118612
ISBN-13: 978-4150118617
発売日： 2012/7/20

-------------------------------------------------
■宇宙英雄ローダン・シリーズ[429]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2012年7月20日
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

-------------------------------------------------
◆８５７話　アフィリーの遺産（クルト・マール）（訳者：五十嵐洋）

　３５８６年１月。ルナの「ゲルミア・セクター」で未知の活動が確認された。ゲルミア・セクターは、かつてアフィリカー政権時代に未知のプロジェクトが進められていた地区だった｡ペイン・ハミラーは調査のためルナに向かうが？！

−＞

　タイトルは「アフィリカーの遺産」の方が適切な気がします…

-------------------------------------------------
◇８５８話　《バジス》（クルト・マール）（訳者：五十嵐洋）

　ネーサンはルナの地表から十万個以上の機械部品を周回軌道へと打ち上げ、巨大な何かを組み立て始めたが？！

−＞

　《バジス》来た〜！！　ううう、ついにここまで来ましたよ、もう感慨深い。外形とか様々な超装備の説明とか、もうシェール先生の新兵器自慢を思い出すストーリーでした。しかし《バジス》の形がどうにも良く解らない…

　あとはハミラーが操られていて陰謀がどんどん進んでいくのに、なかなかばれない、という展開に、トマス・カーディフのエピソードを思い出しました。

-------------------------------------------------