●楽天kobo、波乱の幕開け 三木谷社長の反省と強気 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44369590R30C12A7000000/?df=2&dg=1
この人のコボ関係の発言は出てくるもの全てが面白い。
[其の1]
>「製品に対するコメントは、どういう形にするか考えたうえで、適切に対応していこうと。
>例えばアマゾンだって、自社製品のレビューはかなりスクリーニングして出しているはずですしね
アマゾンだって汚い事をしているはずという根拠なき決め付けぶり。百歩譲ってアマゾンがそれをやっているとして、楽天がやっていい理由になる? 『XX社ってきっと脱税をしてますよ。だから楽天も脱税して見ました』とは言えないと思うけどなぁ。
[其の2]
>(サービス開始が)拙速だったという反省は、ないです。今回、ハードウェア的な問題はほとんどなかったんですね。ハードに重大な欠陥があったということであれば、そういう議論になると思いますけれど、サムネイルや検索はそうではない。
裏返すと「ソフトウェアの問題はいくら有ってもかまわない」的姿勢。何故ハードの初期不良はダメだが、ソフトの不具合は良いと思えるのだろう。
良くあるスタートアップでの「WEBサービスを開発する場合は、完璧を期さずベータ版でもいいから早く公開しろ」という姿勢は、
×「最初はまるで使えないク〇品質で提供し、利用者のツッコミでようやくまともになる」
ではなく
〇「最初からまああ使えるものを出し、それをより磨きをかけていく」
だと思うんですけどねぇ。最初からク〇を出すというのは作り手のプライドが無いんだと思いますが…
その後の自画自賛的な景気の良い話も実現すればの話ですよねぇ。少なくとも「電子書籍の価格が紙の本より下がる」というのは、出版社がやらないだろうと思うけど。