感想:特撮(新番組)「仮面ライダーウィザード」第1話「指輪の魔法使い」(2012年9月2日)


 特撮「仮面ライダーウィザード」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーウィザード公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/wizard/

仮面ライダーウィザード公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/wizard/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です(放映:毎週日曜8:00〜8:30)。


■概要

 平成仮面ライダーシリーズ第14作目。今回はライダーが「魔法使い」。


■キャスト
仮面ライダーウィザード/操真晴人:白石隼也
コヨミ:奥仲麻琴
奈良瞬平:戸塚純貴
大門凛子:高山侑子
輪島繁:小倉久寛
ドーナツ店・店長:KABA.ちゃん

第1話 指輪の魔法使い


■あらすじ

 警官隊がとある倉庫に突入すると、中では怪物が人間を襲っていた。警官隊も怪物に襲撃され、銃も全く効果が無い。そこに謎の青年が現われ、変身するとたちまち怪物たちを倒していくが、リーダー格の怪物は取り逃がしてしまった。

 刑事「大門凜子」は、変身をといた青年「操真晴人」を問い詰める。晴人によれば、晴人は魔法使いであり、怪物は「ファントム」、そしてファントムは魔力を持つ人間「ゲート」が絶望した時に生まれるという。ファントムは仲間を増やすため、ゲートを襲っているらしい。凛子は怪しい晴人を留置場に放り込むが、上司からは今回の件から手を引けと命令され憤慨する。しかも凛子はファントム「ミノタウロス」に襲撃される。実は凛子自身がゲートだった。そこに晴人が駆けつけ、「仮面ライダーウィザード」に変身し、ミノタウロスを倒す。しかし凛子は絶望に押し潰され、ファントムを生み出す寸前の状態になってしまう。ウィザードは凛子の精神世界「アンダーワールド」に入り込み、その世界で巨大ファントムを倒し、凛子を救った。

今回のゲスト怪人=ミノタウロス


■感想

 新ライダースタートです。とりあえず無難な滑り出しでしょうか。主役はルックスも演技もまずまず。ライダーのデザインもふつーにカッコいいです。まあ「長いコートを着て剣にも銃にもなる武器を使う」って「ゼットマン」の「アルファス」そのままですが、パクリ云々ではなく人の考える事はあまり変らないという事でしょう、多分。

 ビックリしたのは二点。一つは「戦闘員」がいること。平成ライダーは戦闘員を出さないのが基本ルールでしたが、ここに来て元のライダーに回帰したのでしょうか。また二話ワンセットではなく、一話で話に区切りがついたのもやはり軽く驚き。今後も一話完結で話を進めていくのかな。

 一つ気になったのは魔法を使うシーンがウザイこと。何かする度に掛け声みたいなのが連呼されるし、指輪を入れ替えるアクションも爽快感が無いし。これはヒーローの魅力に関わる部分ですから、今後慣れてくるのか耐えられないままになるのかは気になるところです。

 ただ、その反面女性陣がみんな美人なのは良いですな。主人公の相棒も敵の幹部も美人でよろしいです。

 まあライダーは一話目からビビッと来る事は無く、5〜6回見てじわじわ面白さを感じていく、というのがいつもの事ですので、気長に見守っていきたいと思います。