感想:少女漫画誌「赤LaLa(ララ)」(2012年9月10日発売)


 発売日:2012年9月10日
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■赤LaLa|白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/lala/tricolore/akalala.html

 白泉社が出しているララ増刊三部作「トリコロールLaLa」の第二弾。「赤LaLaの赤は情熱の赤」と書いてあるのですが…、違うよね? 血の色の赤? 心の中の淀みを示す赤? とにかくまともじゃない。

 冒頭のいくつかの作品は普通のララに載せても問題無いノリですが、後に行くほど、つまり若手の作品になるほど、読後感が微妙な「ハッピーエンドではない、ダークもしくは割り切れないオチ」の漫画ばっかりになっていくんですよ…、閉口しました、ホント。普段のララ本誌に慣れた読者にはキツい内容かと。


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・薔薇姫の目覚め 石原ケイコ

 悪い宰相が支配する国で、捕らわれのお姫様が体制に抵抗するレジスタンス的な若者に救い出されて…

 これは普通の少女漫画プロット。いつもの(?)石原ケイコ氏ノリです。作中に登場する戦車がドイツのタイガーI戦車そのままだったりするのにちょっと萌えた。多分「戦車なんてよく解らないけど、こういうのが有名らしいから…」と一生懸命描いたと思うと、なんか微笑ましい。



・Sの回顧録 小椋アカネ

 主人公君は美人さんと付き合っているのですが彼女はマゾでした。

 …、なんか今回一番の衝撃はこの作品かなぁと。普段は可愛い絵とお話を描いている人が、いや、今回も絵は可愛いのですが、内容は『ガチにマゾのヒロインさんに「どうか私を殴って」とか言われ、最初は引きまくるものの、そのうちそういう世界に取り込まれていく…』というとんでもストーリー。どこが情熱の少女漫画ですの?という内容でした…、うーんうーん。

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 7月にでた「青LaLa」も「青春の青」と言いながらどーもな作品が多くて感想を書く気にもなれなかったのですが、第二弾もイマイチ。11月発売の白LaLaはどーなるんでしょうかねぇ。