感想:アニメ「人類は衰退しました」第12話(最終回)「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」


 アニメ「人類は衰退しました」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

人類は衰退しました
http://www.maql.co.jp/special/jintai/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第12話(最終回) 『episode.12 妖精さんの、ひみつのおちゃかい』


■あらすじ

 第7エピソード「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」後編。

 「わたし」は「のばら会」の面々と楽しくお茶会をしつつ、「Y」の奇妙な行動を調べていた。やがて「わたし」は「Y」が図書館のボーイズラブ物の本をこっそり盗み、建物内の隠し部屋に溜め込んでいることを知る。「Y」は「わたし」にこのことを秘密にする見返りに、ある情報を提供すると提案してきた。それは「のばら会」の面々が全員そろって、良くて外面が良いだけ、悪ければ心を病んでいて、要するにまともな人間は一人もいないという事実だった。すくみ上がった「わたし」はまだまともな「Y」と同盟し、残りの学生生活を送ることになった。「わたし」の世代の卒業と共に学舎は閉鎖された。で、現在に戻って終わり。


■感想

 最終回が狂気満載のこれもんのエピソードですか…

 『「わたし」が妖精さんに振り回されるコミカル小説/アニメ』だと思っていたのに、大事な最終回は『キ〇〇イ生徒たちに取り囲まれながらバレ無いように生きつづけて、ようやくそこから逃げ出す話』か…

 作品全体の方向を見誤っていたなぁ。ちゃんと下調べでもして、『「わたし」の語り口だけが毒が強いのではなく、内容そのものが猛毒に汚染されていた話』だと知っていれば良かったのか…、騙されたというよりは世間知らずなのが悪かったのだと自省しつつ筆をおきたいと思います。