雑談:記事:『iPhone5の地図はなぜコケたのか?』

iPhone5の地図はなぜコケたのか?:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120927/237333/
>露呈した「クラウドビッグデータ」というアップルのアキレス腱
>2012年10月1日(月)
>グーグルに比べて弱かった「非道路系」のデータ
>もう1つの大きな問題は「検索・絞り込み」ではないかと思う。

 iOS6の面白地図が生まれた原因の分析記事。色々語りつつも、究極的な原因は、アップルがクラウド系サービスに弱いことだと指摘しています。

シリコンバレーでも神扱いされるアップル

>「クラウドビッグデータ」には弱い

>「モバイル・ミー」はトラブルが多く、iCloudに統合されて既に消滅。音楽系SNS「ピング」は静かにこの9月末で閉鎖される予定だ。

 なるほどね。「Ping」なんてあの「google buzz」とか「google wave」なみの大失敗ではないかと思うし。


 あと、よくジョブスが生きていたらこんな不完全なマップは出さなかったという意見を目にしますが、どーでしょうか。ジョブスが生きていて『おっと忘れていた、iMapだ、今までの地図に比べて情報量を50パーセント削減した。今までの地図に比べて各段に見やすいだろう』とかプレゼンしたら、その途端に誰も彼も「グーグルのマップなんて情報量が多すぎてうざいよな。データをここまで減らすなんてさすがジョブス!!」とか言いながら使っていたはず。つまり今のアップルに足りないのはマップの技術力じゃなくクック氏の強弁力でしょう。早々に謝らずに、「このマップの良さがわからない奴はバカだ」くらいのことを言えばよかったのに。