感想:NHKオタク系番組「MAG・ネット」2012年11月号「アニソンが支える長寿アニメ 〜マクロス30周年〜」他(2012年11月2日深夜放送)


 NHKオタク系番組「MAG・ネット」の感想です。

■MAG・ネット 〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜
http://www.nhk.or.jp/magnet/

 NHK総合での視聴です。(放映:毎月第一金曜日 深夜 0:55〜1:40)。


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■内容/感想

□特集

 「アニソンが支える長寿アニメ 〜マクロス30周年〜」。初代マクロスマクロス7マクロスFとアニソンの関係を分析。河森・中島愛・May'nにインタビュー。「ライオン」が20万枚しか売れていないことに驚く。あれだけの曲なのに売れた数はそんなもん?

(あと…、「昔のマクロスを知らない若い人も多く…」と解説されていましたが、私は初代なんて知らなくていいと思うよ。私なんか1982年の一発目なんか放送前に構築されたイメージと放送された中身の落差に愕然としたもんなぁ…、最初が「マクロスフロンティア」だったらどんなに良かったかと思っていますよ…)



□ネオ・オタク向上委員会 まぐレボリューション(西川貴教(歌手)&明坂聡美(声優))

 今回のお題は「魔法少女アニメをレボリューションせよ」。ゲストはモモーイこと桃井はるこ。60年代の「サリー」から最新の「プリキュア」「まどか」までをまとめて分析。結構まともに向き合っており、傾向を「黎明期→日常期→バトル期」と分けてみたり、変身を「女の子の大人への憧れ云々」と看破したり、結構頑張っていました。さて、三人がブレストで思いついた新魔法少女アニメが「世界各国の元首少女たちが、議員バッチをアイテムに、過去の偉人の霊を呼び出して戦う」という「魔法少女ヒミコプリジデント」ですと。オタ漫画誌掲載の漫画とかで結構イケるんでね?



□まぐステ

 冒頭で、にーどるがさてつに「サイボーグスーツ着ているやつに言われたくねー!」と叫んでいましたが、何のことかと思ったら、小野大輔氏って009の最新映画「009 RE:CYBORG」で002役なんですな。

 ネタは
まどマギ劇場版舞台挨拶
小林ゆう画伯が学園祭で高座。インタビューしたらいつものとおり変でした。
・Moe1グランプリ。日本全国の萌えキャラのグランプリ…、ゆるキャラ以外に萌えキャラももうこんなに溢れているのか…、真面目な大人が商売のために必死に萌えキャラに向き合っているとは日本はホントオタクにとって夢の国だ(景気は悪いけど…)


□その他

 さすけが妹のねね(声:後藤沙緒里)にもろに「ククルちゃん」とか呼びかけているのに吹いた。NHKはフリーダムだ。

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 まあ、もう情報番組というより西川&明坂のやりとりで笑わせるトーク番組(に少しオタ情報)ですが、時代は流れるものですし、こういうものと割り切ればそれなりなのでは。真面目な情報はBSフジの「ジャパコンTV」で仕入れればいいし。

 次回放送は12月8日放送。