感想:アニメ「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」第9話「にーにー」


 アニメ「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」公式サイト
http://oniai.com/

■原作小説サイト 『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 公式サイト』
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/oniai/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第9話 にーにー


■あらすじ

★サブタイトルは『にゃんにゃんがいるからにゃーにゃーだよにゃっ』の略。=「にゃーにゃー」の「にー・にー」


・OP曲の前

 秋人は学校の休み時間に銀兵衛が校舎の裏に向かうのを見てこっそり後をつける。どうやら銀兵衛は裏庭で以前からノラ猫の面倒を見ているらしかった。銀兵衛は猫相手に人間の様に話し掛けていたが、その姿を秋人に見られたと気がつき、恥ずかしさに悶絶するのだった。


・A&Bパート

 秋人が酷い風邪をひいて寝込んでしまった。早速秋子は秋人を愛する自分が一人で看病すると宣言するが、それを聞いたアナ・銀兵衛・ありさも、それぞれ自分が面倒を見ると主張し、収拾が付かなくなる。結局嵐の提案で、四人がそれぞれ時間を区切って自分なりに看病する事になった。ありさ・アナ・秋子に続いてやって来た銀兵衛は、秋人のうわ言を聞いて、二人の出会いについて思い出す(次回に続く)。



■感想

 前回(第8話)は、水着サービスシーン(お宝マーク込み)とかエッチ濃度が高すぎて、「これじゃない」感に満ち溢れていましたが、今回は普段仕様に戻ったようです。やれやれ、一安心だぜ。

 今回は嵐がやる時はビシッと決めるという意外な面を披露しました。アナはアナで、どさくさ紛れに秋人にキスしようとして、ばれそうになった途端ツンデレを発動するとか、ニヤケる様なラブコメ要素を見せてくれて大いに満足です。それにしてもまさか「次回に続く」があるとは。



★おまけ1

 原作紹介をさらっと読む限り、「秋人が寝込むのは4巻」「ありさが出てくるのが5巻」「秋人と銀兵衛とのなれそめが8巻」らしい。アニメは原作の順番を入れ替えすぎじゃないですかね。まあ、生徒会メンバーの寮への転入エピソードを丸まる省いて「いきなり同居している」ことにしているくらいだからなぁ。続編とかは考えていなくて、この12回で完全燃焼する気みたいですね。


★おまけ2

 原作小説サイトで原作を「立ち読み」をしてみたのですが、なんと「会話が95%」「その他の文が5%」くらいの比率でした…、キャラの台詞しかないじゃん。これがライトノベルかっ!