感想:映画「007/慰めの報酬」(2008年:英・米)(2012年12月5日放送)


 TBS系地上波放送での視聴です。
(※以下、結末まで書いてありますのでご注意ください)

水曜プレミアシネマ
http://www.tbs.co.jp/premier-cinema/
>『007/慰めの報酬
>英国謀報部員ジェームズ・ボンドは、最愛の女性を死に追いやった黒幕を追う最中、謎の女性カミーユに出会う。彼女もまた、愛する家族を奪った男への復讐に燃えていた。2人はやがてある組織の国を揺るがす企みに気付く。


■概要

 007シリーズ22作目。ダニエル・クレイグ主演二本目。


■あらすじ

 前作「カジノ・ロワイヤル」のラスト直後からスタート。ボンドは謎の組織の幹部を捕まえるが、MI6内部の裏切り者のために取り逃がしてしまう。ボンドはわずかな手がかりを追って、環境保護関連の仕事をしている男「グリーン」が謎の組織と繋がりがあると知り追い回す。グリーンは南米である貴重な資源を狙って暗躍していたが、その資源とは「水」だった。なんだかんだでボンドはグリーンの野望を阻止し、謎の組織が「クオンタム」という名前だと知る。ボンドはグリーンを砂漠に置き去りにして去り、後日グリーンは射殺死体で見つかる。


■感想

 最初話が理解できないので面食らいましたが、色々と会話を聞いているうち「おいおい、前作の知識必須なのかよ…」と暗い気持ちになりました。まあ、途中からあまり気にしなくてもよくなりましたが…

 なんというか、「リビング・デイライツ」の頃のような暗さがなかなかよかったかなぁと。巨大組織が狙っているのが、ダイヤとかウランとかではなく「水」というのもなるほど21世紀らしいし。でも敵の組織名は「スペクター」とか言ってほしかったなぁ。