感想:アニメ(新番組)「まおゆう魔王勇者」第1話「「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」


 アニメ「まおゆう魔王勇者」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「まおゆう魔王勇者」TVアニメ公式サイト
http://maoyu.jp/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。


■概要

 同名小説(原作:橙乃ままれ)のアニメ化作品。ジャンルはリアル志向のファンタジー物。


■キャスト
魔王:小清水亜美
勇者:福山潤
(他のキャストは後述)

第1話 『第一章 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』


■あらすじ

 人間と魔族の戦争が15年も続く世界。勇者は仲間三人と共に魔族と戦っていたが、戦いが終わらないことに業を煮やし、魔王を討ち取るため単身魔王の城に乗り込む。ところが城内は空っぽで、出迎えたのは美女一人のみ。実は彼女こそが魔王だったが、魔王は勇者とは戦おうとはせず、さらに勇者がやっていることの無意味さを説く。

 実は人間・魔族ともこの戦争のため同種族で団結して内輪もめは無くなった。また後方は戦争という需要のため好景気に沸き、前線の国々も後方からの支援で国が潤っていた。もし今戦争が終われは景気の悪化により失業者が溢れ、餓死者は数十万単位におよぶことになる。つまり、実は人間・魔族ともこの戦争が終われば破滅するしかなかった。

 魔王はこの行き詰まった状態を打破して新しい世界を作るため勇者に協力を求め、勇者もそれを了承した。



■感想

 原作小説は未読ですが、雑誌とかWEBとかで連載されているコミック版は読んでいるため、大まかな内容や雰囲気は把握済み。

 漫画版(2種類)を読んでいるだけですが、第一話を見る限りイメージ通りで安心しました。1話目でこれならまず手堅く楽しめそうな気がします。絵はいささか淡白ですが、色々な漫画バージョンを見てもう色々な絵柄があるのには慣れましたしね。

 さて、「ファンタジー世界で、経済がどうとか小難しい要素を語るアニメ」ということで、ぼんやりと「昔あった『狼と香辛料』に似ているなぁ…」とか思っていたのですが、よく考えたら主役コンビの声優・小清水亜美福山潤って、「狼〜」のホロとロレンスじゃないですか。どうりで同じような空気だったわけですなぁ。

 と・こ・ろ・で、気になることが。公式サイトのブルーレイの発売予定を見ると6巻までになっているのですが、じゃあこのアニメ全12話? だとしたらたいした話が描けそうに無いんですが…、全26話くらいだと思っていたのに…

 あと勇者が額にCDみたいなのをつけていたので、ドラクエのキャラを思い出してしか仕方なかったぞい。



★おまけ:その他のキャスト
メイド長:斎藤千和
メイド姉:戸松遥
メイド妹:東山奈央
女騎士:沢城みゆき
青年商人:神谷浩史
女魔法使い:福圓美里
老弓兵(執事):銀河万丈
冬の王子:平川大輔
辣腕会計:立花慎之介
軍人子弟:鈴木達央
族子弟:梶裕貴
商人子弟:寺島拓篤
中年商人:チョー
火竜公女:伊藤静
鉄腕王:町田政則
雪の女王藤井麻理子
白夜王:東地宏樹
魔族娘:松井恵理子