感想:アニメ「たまこまーけっと」第2話「恋の花咲くバレンタイン」


 アニメ「たまこまーけっと」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『たまこまーけっと』公式サイト
http://tamakomarket.com/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第2話 恋の花咲くバレンタイン


■あらすじ

 2月。たまこはうさぎ山商店街に全くバレンタインを思わせるものが無いことに気がつき、商店街の寄り合いでバレンタイン企画を提案した。みんなはすぐに乗り気になるが、たまこの父・豆大だけは関係ないとそっぽを向く。もち蔵は映研所属のため、たまこが出演する商店街のCMを撮ると言い出す。たまこの友人「常盤みどり」は、男子からも女子からも大人気だが、もち蔵に惚れているようである(ただしモチマッヅィ以外誰も気がついていない)。なんだかんだで豆大もバレンタイン向けに特製もちを考案したりしたが、モチマッヅィは女性が誰一人自分にチョコをくれないのを嘆いていた。


■感想

 第一話は1980年代テイストに満ち溢れた「GuGuガンモ」的なレトロな雰囲気でしたが、二話目からは突然21世紀のアニメ感覚になりました(今思えばあのノリはワザとやっていたのかもしれません)。

 第一話の印象から、この作品は「非常識な異物キャラが日常でドタバタを展開する馬鹿アニメ」かと思っていたのですが、モチマッヅィ(それともデラと呼ぶべきなの?)は意外にも恋愛関係とかを正しく把握する結構大人なキャラだったりするし、また商店街盛り上げの回かと思いきやそこにみどりの片思い話を持ってきたり、とわりと真面目な雰囲気。前回違和感バリバリだった「鳥の声が山崎たくみ氏」という配役も、二回目からは特に問題とは感じませんでした。

 ということで、まっ、「すんごく面白い」とは言わないものの、「氷菓」とか「中二病がうんたらかんたら」よりは余程楽しめるのではないかという気がしてきましたよ。


★おまけ

 しかしオープニング曲の残念感はちょっとね…、音痴は言いませんけど歌うだけで精一杯という感じで、聞いているほうがハラハラしてくるといいますか…