感想:少女漫画誌「プリンセスGOLD(ゴールド)2013年3月号」(2013年2月16日発売)


 発売日:2013年2月16日(毎月16日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

秋田書店TOP→プリンセスゴールド
http://www.akitashoten.co.jp/index2.html

 おや、発売日にサイトが更新されていますよ? 秋田書店はWEB関係の仕事が遅いのが当たり前なのに…、どうしたんだろう。

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>今度の不思議は神隠し!? カラー46P
>京都ゆうても端のほう
>●二星 天
>シーズンを迎え、大忙しの観光課。そんな中、新沼から呼び出された七木は!?


 3話目。ヒロインさんが伏見稲荷で神隠しに? 後輩君が必死で捜索することに…

 今回、妖怪担当課(的な部署)の前任者が失踪していて、ヒロインさんが探していることがわかります。どうやら恋人だったらしい…、へー、ふーん、なかなかおもしろくなってまいりました。



>光のキュレーター
>●坂本一水
>ある天才画家の死から始まった名画の盗難事件。その犯人とは…!?


 読みきり。主人公はフリーのキュレーター(=美術館や博物館などで、展示する作品の企画から運用まで全般を請け負う仕事。アーティストの選定から作品の借り出し交渉、展示場の構成、カタログ制作、宣伝、搬入、返却まで一切の責任を担う、云々)。とある美術館からの依頼で、有名な画家が死んだので、その話題に乗っかって故人を偲ぶ企画をやってほしいといわれますが、企画を妨害しようとする者がいるらしく…

 美術業界を舞台にした推理物。まーったく少女漫画要素は無く、このまま青年誌(ビッグコミックとかあのあたり)に載っていても何の問題も有りません。しかし、そういう場違い感覚はともかく、話としては結構面白い。

 プリンセスゴールドはこの手の「どう考えても少女漫画誌に載せる内容じゃないだろ」みたいなのが面白いんですな。大抵本に載らず散逸するのみなのがもったいないですが…
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