感想:アニメ「イクシオン サーガ DT」第25話(最終回)「K2(Kon of Knack)」


 アニメ「イクシオン サーガ DT」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■【IXION SAGA DT】-イクシオン サーガ DT- スペシャルサイト
http://ixion-saga-anime.jp/

テレビ東京あにてれ イクシオン サーガ DT
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/ixion/

■ゲーム「イクシオン サーガ」サイト
http://ixion-saga.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第25話(最終回) K2(Kon of Knack)


■あらすじ

 ウルガ教団の最終兵器フォレゾーには、ハイペリオンたちの攻撃も全く通用しなかった。途方にくれる姫やエレクたちだったが、紺は突然フォレゾーに「口撃」を開始し、「体がデカすぎて迷惑だ」とか「キャラがパクリだ」とか「人に言われたことに従うばかりで考えが無いのか」とか、徹底的に罵倒した。フォレゾーは実は結構知能が高くて喋りもOKで、紺の口車に丸め込まれ、最終的に紺の手下的なものになってしまう。紺はフォレゾーに帝国皇帝とジャグラバークを捕まえさせ、強引に和平を結ばせた。ウルガ教団の大司教はエレクたちに捕まえられ、牢獄送りとなった。謎の女(ハンドル名:アルマフローラ)は姫たちに、紺には戦闘で活躍してもらうつもりだったのに、行動は予想外だったと打ち明ける。

 戦争が回避された後、エレクは『息子』の恨みのため紺にまた一騎討ちを挑むが、マリアンが自分の息子をエレクに譲りたいと言い出し、「謎の女」はイクシオンの超技術で玉をあっさり移植してしまう。エレクは紺と対決する理由が無くなり、剣を収めることにした。全てが終わった後、紺は「謎の女」に約束通りDTを捨てさせてくれと頼むが、「謎の女」は部屋に戻った後云々とじらす。そして紺は仲間やエレクたちに別れを告げると、ついに元の世界に帰っていった。

 次の瞬間、紺は自室で椅子ごとひっくり返っているところで目が覚める。紺は全ては気絶している間の夢だったのかと考えるが、別れ際姫に張り倒された頬の感覚で現実だったと悟る。で、紺が部屋から立ち去っていく場面でおしまい。



■感想

 最終兵器を倒さずに口車で味方につける勇者(的キャラ)というのも、もうホントにこの番組らしい決着のつけ方でした。あと、マリアンの玉をエレクに移植する云々で、謎子が「そういう技術があるわよ」とあっさりいうのに爆笑しましたが、そのあとの玉が飛んでいくシーンがえらく感動的なBGMが流れたのにはもう腹が痛くなるくらい笑いました。


■総括

 ホントにホントに馬鹿すぎてサイコーなアニメでした。カプコンが自分ところのあのゲームをネタにしたこんなアホ企画をよくOKしたものだと驚きますね。毎回のベタなギャグにくわえ、スペシャル編(?)の紺が神様になる話とか、エレクたちが刑事ドラマする話とか、毎回楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。ホントに楽しい2クールでした。