感想:アニメ(新番組)「翠星のガルガンティア」第1話「漂流者」


 アニメ「翠星(すいせい)のガルガンティア」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「翠星のガルガンティア」アニメ公式サイト
http://gargantia.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。


■概要

 原作無しのオリジナル作品。ジャンルはSFロボット物。シリーズ構成・脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」の「虚淵玄」氏。あとキャラ原案は漫画家の鳴子ハナハル氏。



■キャスト
レド:石川界人
エイミー:金元寿子
(他のキャストは後述)

第1話 漂流者


■あらすじ

 多分凄い未来。宇宙に進出した人類の「人類銀河同盟」は、宇宙怪獣「ヒディアーズ」と大戦争をしていた。兵士「レド」はロボット兵器「マシンキャリバー」で戦闘に参加していたが、母艦のワープに巻き込まれて戦場から放り出されてしまう。やがて気がついたレドは、自分が半年間人工冬眠状態にあったこと、現在は未知の言語を使う原始的な人間たちに機体を調べられていること、を知る。レドは隙を見て機体を飛び出し、手近の少女を人質に謎の施設内を逃げ回る。そして、現在地が「惑星の地表」で、つまり伝説で語られる人類発生の地「地球」だと知る。



■感想

 ほとんど事前情報無しで視聴。ただし、シリーズ構成と脚本が虚淵玄氏で、キャラ原案がエロ漫画でもお馴染みの鳴子ハナハル氏、というのは知ってました。というか、この二点で思いっきり忌避してましたね、このアニメ。この手の『豪華スタッフ大集結!』的な作品は、『一人よがり世界観とか、全く共感できないキャラ設定とか、いかにもの横文字設定が溢れかえるウンザリセリフ群とか』で見ていて怒りがこみ上げてくるのは必至!というイメージありますよね(ここはうなずいて欲しい)。あと私、「魔法少女まどか☆マギカ」は途中で見切ったクチで何一つ評価してないし、あと鳴子ハナハル氏が何故あんなに評価が高いのかちーともわからんのですよ…


 とゆーことで、すんごい斜めに構えて、二週間放置した挙句にようやく第一話を見たのですが…、あっれ〜? 『まとも』じゃん。普通に視聴できる…、見ている最中にむかつきで体を震わせながら「死ね、クソがぁぁ」とかわめく事もなかった…

 前半は「派手な色がうるさすぎる《トップを狙え》」かと思いましたがそんなに抵抗は無かったし、後半は「ナディアっぽい格好のヒロインが出てくる《未来少年コナン》」のようにも見えましたが、そんなに抵抗無かったし。

 おおっと、こいつぁ意外とまともなのかな…、すくなくとも似たような感じで忌避していて、やはり予想のまんまでウッと来てしまった「革○機ヴ○ルヴレ○ヴ」よりはよほど好印象でした。意外といけるんじゃない?…と思うけど、虚淵玄氏が話を書いている以上、信用はしないでおこう。


★おまけ

 たぶんまとめサイトか何かで見たのですが、この作品へのコメントで「どうせ虚淵サギが待っているに違いない」云々という文章に笑ってしまった。


★キャスト情報の続き
サーヤ茅野愛衣
メルティ:阿澄佳奈
ベローズ:伊藤静
リジット:大原さやか
ピニオン:小西克幸
ベベル:寺崎裕香
フェアロック:手塚秀彰
ジョー:早志勇紀
クーゲル:小野友樹
チェインバー杉田智和
ストライカー:藤村歩