感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第4話「氷原の墓標」(2013年4月28日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第4話 『第四話 氷原の墓標』


■あらすじ

 ガミラス側はヤマトの行動の意図がわからず、司令官シュルツは捕虜を取ることを命じる。一方、ヤマト艦内では、冥王星ガミラス基地を攻撃するか、もしくは今後の航海日程を考え、無視して太陽系外に飛び出すか、で意見が分かれていた。その最中、土星の衛星エンケラドゥスからの救難信号が受信され、今度はこの信号をどうするかで議論になる。直後エンジンが破損し、修理に必要な「コスモナイト」はエンケラドゥスで確保できると判明、ヤマトはエンケラドゥスに向かうことになった。エンケラドゥスでは、真田たちがコスモナイトを採掘している間に、古代・雪・原田たちは救難信号の発信元に向かうが、そこには墜落した国連宇宙艦があったものの、生存者はいなかった。そこにガミラス軍が現われ、雪を拉致しようとするが、勝手にコスモゼロに乗り込んだ山本が駆けつけて、ガミラスを撃破した。古代は墜落した艦が、兄が艦長だった「ゆきかぜ」だと知り驚く。ヤマトは修理を終え、エンケラドゥスを発進した。



■感想

 今まではやたら忙しい感じのストーリー展開でしたが、ようやく余裕が出来たというか「巡航速度」に落ち着いた感じがします。いやー、それにしてもこの「凍りついたゆきかぜ」の話って結構キーな話のはずなのですが、思いっきり忘れてましたわ。最後になって「あぁっ、今回あの話の21世紀版だったのか」と素で驚いたくらいでして…、オリジナル版の「突然地球と通信がつながってしまう話」とか「嵐の星域で足止めされる話」とか「ハチ宇宙人に雪とアナライザーが捕まって殺されそうになる話」とかかなり無くても良いような話は憶えているのに。


 食堂で髪型が「ツインテール」(正式名称知らない)の乗組員がいるのにはブハッと来ましたよ。いや、まあ、21世紀的視点から見れば特にどうということはないのでしょうが、「あのヤマトの艦内にツインテールの女性乗員かぁ…」と感慨深く感じる人も結構いるのではないかと思うのです。


 あの山本令って白髪娘はなんでやたらと戦闘機に乗りたがるんですか? つーか最新戦闘機が素人にあっさり乗りこなせるものなんですか。まあ22世紀の科学力ならめっちゃ操縦が簡単になっているという可能性もありますけどね。


 あ、ヤマトが敵襲撃の際「エンジンが止まっているから主砲・副砲が撃てない」とか言っていましたが、いやいや、前回「三式弾」という固体弾をぶっ放してましたけど?


★蛇足

 プラモデルのCMは毎週違うものを放送しているようですが、今週はバカ受け。沖田艦長が「プラモデルは子供のおもちゃだという奴がいるだと? バカメと言ってやれ、バ・カ・メ、だ!」とか言うのにはもう笑った笑った。