特撮「仮面ライダーウィザード」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
地上波・テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 8:00〜8:30)。
第35話 空の向こう側
■あらすじ
晴人はソラを助け、礼代わりにソラから情報を聞き出す。ソラたちがファントムを増やす目的は、日食の日にしか開けない「サバト」をファントムの魔力を集めて再度開くことだという。またコヨミが「ファントムの抜け殻」というのはありえないとも。そしてファントム・アルゴスがまたモデルを襲ってくるが、再度ソラがモデルを助けどこかへ連れ去る。晴人は凛子から国家安全局0課に呼び出され、ソラがファントム化する前の「滝川空」の頃から、彼の周辺で失踪事件が多発していたことを知る。空/ソラは猟奇殺人者で、モデルを助けたのは自分の手で殺すためだった。またモデルがやたらと仕事をしたがったのは、失踪した父親に気がついてもらうためだった。真実を知った晴人と攻介はモデルの救助に向かい、ビーストはアルゴスを倒し、ウィザードはグレムリンを圧倒した。グレムリンは「賢者の石を手に入れる」と言い残して逃げ去った。
今回のゲスト怪人=アルゴス
■感想
ほほう、なかなかひねったストーリーで良かったですな。タイトルが爽やかっぽくて「良い話」とミスリードしておいて、実はとんでもねーという話というのが上手い。
しかし、ふと気がつくともう3クール目も終盤なのですが、「フォーゼ」とか「オーズ」とかと違って「盛り上がってきたなぁ」とかいう感じが全くしない…、お義理でライダー最強フォームを出しました、とかそういう感じしかしない。晴人がクールなのは良いですが、お話も冷めているのはいただけませんな。
★おまけ
新おもちゃ「白い魔法使いドライバー」…、かつてこんなマヌケな名前の変身ベルトがあっただろうか。