感想:特撮「仮面ライダーウィザード」第35話「空の向こう側」(2013年5月12日(日)放送)


 特撮「仮面ライダーウィザード」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーウィザード公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/wizard/

仮面ライダーウィザード公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/wizard/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 8:00〜8:30)。

第35話 空の向こう側


■あらすじ

 晴人はソラを助け、礼代わりにソラから情報を聞き出す。ソラたちがファントムを増やす目的は、日食の日にしか開けない「サバト」をファントムの魔力を集めて再度開くことだという。またコヨミが「ファントムの抜け殻」というのはありえないとも。そしてファントム・アルゴスがまたモデルを襲ってくるが、再度ソラがモデルを助けどこかへ連れ去る。晴人は凛子から国家安全局0課に呼び出され、ソラがファントム化する前の「滝川空」の頃から、彼の周辺で失踪事件が多発していたことを知る。空/ソラは猟奇殺人者で、モデルを助けたのは自分の手で殺すためだった。またモデルがやたらと仕事をしたがったのは、失踪した父親に気がついてもらうためだった。真実を知った晴人と攻介はモデルの救助に向かい、ビーストはアルゴスを倒し、ウィザードはグレムリンを圧倒した。グレムリンは「賢者の石を手に入れる」と言い残して逃げ去った。


今回のゲスト怪人=アルゴス


■感想

 ほほう、なかなかひねったストーリーで良かったですな。タイトルが爽やかっぽくて「良い話」とミスリードしておいて、実はとんでもねーという話というのが上手い。

 しかし、ふと気がつくともう3クール目も終盤なのですが、「フォーゼ」とか「オーズ」とかと違って「盛り上がってきたなぁ」とかいう感じが全くしない…、お義理でライダー最強フォームを出しました、とかそういう感じしかしない。晴人がクールなのは良いですが、お話も冷めているのはいただけませんな。


★おまけ

 新おもちゃ「白い魔法使いドライバー」…、かつてこんなマヌケな名前の変身ベルトがあっただろうか。