感想:アニメ「はたらく魔王さま!」第7話「魔王、近所付き合いで家計を助けられる」(2013年5月16日(木)深夜放送)


 アニメ「はたらく魔王さま!」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『はたらく魔王さま!』公式サイト
http://maousama.jp/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。

第7話 魔王、近所付き合いで家計を助けられる


■あらすじ

 「魔王城」の隣の部屋に古風な言葉使いの和服少女「鎌月鈴乃」(かまづき・すずの)(声:伊藤かな恵)が引っ越してきた。鈴乃は大家からサタンたちを頼るようにと言われているらしい。一方、エミリアはエンテ・イスラのエメラダから、聖法気を補給するための「栄養ドリンク」(に偽装した飲み物)を送られていた。そのあと、エミリアはいつものように魔王城の監視にでかけ、鈴乃と対面する。エミリアは最初鈴乃を新手の刺客かまたは悪魔だと疑うが、どちらでもなさそうと解り、困ったときには自分を頼るように言い含める。

 夜、エミリアは怪覆面に襲撃され、聖法気を無力化するという未知の力に追い詰められるが、なんとか助かる。同じ頃、サタンはバイト先のマグロナルドで店長代理の仕事を始めようとしていた。千穂はサタンの弁当が「隣室の若い女性のお手製」と聞いて大いに警戒するが、さらに弁当の中にどデカくハートマークが描かれているのを見て驚愕し、電話でエミリアに泣きつく。


■感想

 うおおお、こんなに面白い番組がもう折り返し点だと? 早すぎる〜。


 さて、鈴乃ですが、真夏に和服って凄い大変そう。聞いただけで汗が出そうです。あと、日本(地球)とエンテ・イスラの距離感が…、前の話では「魔法で苦労してようやく行き来できる異世界」感満載だったのに、今回の話からは「宅配便が届く」「電話も可能」「栄養ドリンクという概念も完璧に理解」と、隣町同士程度のお気楽な関係に…、ちょっとそりゃないんじゃないの…、まあエミリアがエメラダに日本の知識をしこたまレクチャーしたとか、魔法の力はそれほどまでに凄いのだ、とか、そういう納得の仕方をするしか無いかぁ。


 お話のほうは、いつものように「異世界・魔法・バトル・謎の刺客」などの基本要素は押さえつつも、「昇進したサタンに、いきなりライバル店出店という課題が」とか「ちーちゃんに恋のライバル登場」とか、そういう面でも楽しめ、この春アニメで一番手堅いアニメだと評価しております。


 この「視聴して絶対に裏切られない」という安心感がたまらないですな。