感想:オタク系情報番組「コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV」『ジャパコン・アカデミー in マチ★アソビ』(2013年5月31日(金)深夜放送)


 オタク系情報番組「コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV」の感想です。

■コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV|BSフジ
http://www.bsfuji.tv/japacontv/

>「アニメ」「ゲーム」「漫画」「ファッション」をはじめ、今後、日本経済を支えるジャンルとして期待される”ジャパン コンテンツ産業”。経済産業省もクールジャパン戦略として、この素晴らしい日本のコンテンツを経済成長政策の一つとして取り組んでいる。日本のコンテンツビジネスの最前線を国内、海外問わず徹底取材し、深く・鋭く切り込むビジネスエンタテインメント。<キャスト>
台場ミサキ(レポーター役):豊崎愛生
藤小梅(キャスター役):高垣彩陽
乙産軽一郎(解説者役):鷲崎健
ぐにゅ(マスコット役):やまだん

 BSフジでの視聴です(放送:毎月1回程度 金曜深夜 00:00〜00:55)。

〇特集 「ジャパコン・アカデミー in マチ★アソビ」

>今回で第10回を迎えた徳島発のイベント「マチ★アソビ」。5月3日から5日まで開催されたマチ★アソビを今回も番組は徹底取材。しかも今回はなんと、番組がマチ★アソビの会場に飛び出して公開収録を敢行!日本を代表するコンテンツビジネスの”モノ言う”業界キーパーソンたちにより、コンテンツ業界を取り巻く現状を熱く語って頂いた!アニメやマンガなどのジャパンコンテンツに明るい未来は果たしてあるのか!?
いつものジャパコンTVとは違った側面で取材する。もちろん、マチ★アソビの貴重なイベントの模様もお届け!

 今回はマチ★アソビの紹介は軽く流し、番組の公開イベントをメインに紹介。

・今後の業界トレンド
・海外展開
・日本のアニメは売れているか→日本のアニメファンは何人いる? ブルーレイを買うような人がガチのファンなので10万〜20万人くらい?


◇コメント
 そこそこは面白かったけどイベント全体の紹介ももっとしてほしかったなあと。

 あとブルーレイは買いませんが、CS放送のアニメチャンネルにそれなりに投資しているので、許してはもらえませんでしょうか。



○ジャパコン・フロンティア

 二回目は樹林伸漫画原作者・小説家・脚本家)。
 MMRの「キバヤシ」のモデルとか金田一少年の原作とかで有名な人。複数のペンネームを使い分けて山のように仕事をしていますが、

・昔は講談社で働いていたが、最初から独立するつもりでいた。
・知識は「人と話しているうちに何かを教えてもらい、それで興味をもって自分で深く調べていく」の繰り返しで身につける。家にこもってインターネットで調べても狭い範囲しか知らない、人と接しないとダメ。
・漫画家とコンビを組むときは、まず第一話は縛りの緩い漫画家がやりやすいものを書き、複数の人にネームを書いてもらい、最終的に編集部でコンペする。
などなど。


◇コメント
 へー、この人の場合は漫画家を「コンペ」にかけるのか。編集部が適当に見繕って「お前書け」とやるのかと思ってました。まあ大抵の作品はそうだと思うけど。



■感想

 まあ番組が企画したトークイベントだからバーンと取り扱うのは当然でしょうが、オタ的には「マチ★アソビ」のさまざまな企画内容をこそを紹介して欲しかったところで、ちと不満の残る回でありました。



■次回放送

 6月28日(金)予定

『これがゲーム業界の活きる道』
> 2013年といえば、ファミコンが登場してちょうど30年。日本ではソーシャルゲームが台頭した2012年。縮小傾向を見せる国内の家庭用ゲーム機市場に対し、ソーシャルゲームの市場は今年度も110%の成長が予測され、今や2つの市場規模は肩を並べるほどになってきている。そんな中、2013年度はゲーム機器メーカー、ソフトメーカー、その他ゲーム関連各社がこれから生き残りをかけ、新たな挑戦そして様々な戦いが繰り広げられている。

>今回の特集では、国内ゲームメーカーの動きに注目し、大手ゲームメーカーが虎視眈々と狙う次の時代の市場へと打って出る様々な仕掛けを広く取材。その一方でインディーズ系ゲームメーカーのイマドキのやり方で新たなゲームが産まれ育つ瞬間までも深く潜入し、今後の"ゲーム業界の活きる道"のあり方を検証していく。