感想:アニメ「翠星のガルガンティア」第11話「恐怖の覇王」


 アニメ「翠星(すいせい)のガルガンティア」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「翠星のガルガンティア」アニメ公式サイト
http://gargantia.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第11話 恐怖の覇王


■あらすじ

 ピニオンたちの船団に近づいてきた大船団は、レドの上司クーゲル中佐率いる「クーゲル船団」だった。クーゲルはレド同様地球に漂着した後、マシンキャリバーを神と崇める人間たちを手足として使いながら船団を拡大し、船団を銀河同盟のような全体主義で支配していた。クーゲルは地球の住人全員を銀河同盟的な社会に組み込んでいこうとしていた。そしてピニオンたちの船団もクーゲル船団に組み込まれてしまう。クーゲルは次の目標としてレドにガルガンティアを襲うよう指示する。


■感想

 はぁ? このクーゲル中佐の言っていることが解らない。地球は銀河同盟の領域から6000光年離れていて通信も出来ないし帰還もできないわけですよね? そんな星の原住民を全体主義で支配して銀河同盟の飛び地的なものにして何が嬉しいんですか? ここの住民をどう「啓蒙」しようが宇宙ヒディアーズとの戦いに一ミリも役に立ちませんよ? それとも「ウワーッハッハッ、レドォ、俺はこの星の王になるぞぉぉぉ」とかいうしょうもない俗っぽい考えでの行動ですか? 前者なら意味が無いし後者なら俗すぎてがっかりだ。

 どうせレドが最後に「だめだ、俺はガルガンティアは襲えない、中佐、あなたは間違っている!」→一騎打ち→勝利!→レド「これからは俺も地球人として生きるぜ」完結、とかいうオチだと思う。

 あと、エイミー・ベローズ・リジットの無理やり出番を作った感が…

 残り2回。