あらすじ(ネタバレ):小説「少女とルーワー」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 451巻)(2013年6月21日(金)発売)

少女とルーワー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-451 宇宙英雄ローダン・シリーズ 451)

 小説「少女とルーワー」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 451巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)
 

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少女とルーワー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-451 宇宙英雄ローダン・シリーズ 451) [文庫]
エルンスト・ヴルチェク (著), 工藤 稜 (イラスト), 渡辺広佐 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2013/6/21)
発売日: 2013/6/21

宇宙英雄ローダン・シリーズ451〉ルーワーの塔守がテラナーとの相互理解を深めようとして企てた驚くべき計画とは……?


火星に基地をかまえたルーワーの塔守ヘルゴ=ツォヴランは、テラナーたちとの意思疎通がうまくいかず、とほうにくれていた。平和な相互理解の糸口を探るべく、異種族心理の専門家ランク=グロハンの提案を実行することにする。テラナーの一家族を火星に連れてきて、そのメンタリティを調べようというのだ。さらに、事故で二重思考ができなくなったゴラン=ヴランをスパイとして、テラナー研究のため地球へ送りこむが……


◇901話 二重思考者(エルンスト・ヴルチェク)(訳者:渡辺広佐)

 (892話からの続き)。3586年11月。銀河系。火星を占拠したルーワーは、テラナーと理解しあうため、テラナーにルーワー独自の二重思考を習得させようと、地球から一家族を誘拐して火星に連れて来た。その一方で、怪我で二重思考が出来なくなった一ルーワーをテラナーの間に送り込み、スパイを試みることにした。(時期:3586年11月2日〜15日)


◆902話 少女とルーワー(エルンスト・ヴルチェク)(訳者:渡辺広佐)

 火星に拉致されたテラナー家族の内、七歳の少女「バヤ・ゲレル」は、ルーワー流の二重思考を完全に習得したため、ルーワーはバヤを外交大使として送り出すことにした。一方、ミュータント・ボイト・マルゴルは「目」を悪用して作ったハイパー空間内の拠点を拡大していた。やがてマルゴルはバヤの存在を知り、LFT政府とルーワーの関係を悪化させようと、LFTのふりをしてバヤを誘拐するが、ルーワーはその陰謀を見抜き、ルーワーとLFTの対立は回避された。(時期:3586年11月17日とその前後)