感想:アニメ(新番組)「犬とハサミは使いよう」第1話「犬も歩けば棒に当たる」


 アニメ「犬とハサミは使いよう」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「犬とハサミは使いよう
http://inuhasa.jp/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。


■概要

 ライトノベル犬とハサミは使いよう」シリーズ(原作:更伊俊介ファミ通文庫エンターブレイン刊))のアニメ化作品。ジャンルは「不条理コメディ」、らしい。


■キャスト
春海和人(はるみ・かずひと):櫻井孝宏
夏野霧姫(なつの・きりひめ):井上麻里奈
(他のキャストは後述)

第1話 『第壱話 犬も歩けば棒に当たる』


■あらすじ

 本大好き少年の「春海和人」は、喫茶店で強盗事件に巻き込まれ射殺されてしまった。しかし和人の、人気作家「秋山忍」の新刊を読みたいという気持ちが奇跡を起こしたのか、和人は現世に戻ってくるが、なんとペットショップのダックスフンドの中に転生してしまっていた。しかし当然誰も犬に本を読ませてくれないため、和人が活字に飢えて苦しんでいると、突然現われた謎の美女「夏野霧姫」が意味ありげなそぶりで和人を買っていった。驚くべき事に、霧姫は和人の考えていることが解るという。霧姫は最初はうるさがって和人を殺すことを匂わせていたが、和人が強盗に殺されたことを知ると突然親切になる。和人は霧姫が正体不明の作家・秋山忍の正体だと知り驚く。ある日霧姫は和人を連れて出かけるが、目的地は和人が人間の頃住んでいた安アパートだった。


■感想

 原作小説は未読。コミック版(確か少年エースの連載だったかな)は連載一回目を読んだのですが、あまりにク○つまらなかったため、その回のみで見捨てました。

 ということでアニメには大して(というより全く)期待していなくて、『放送するならとりあえず見てやるかぁ』程度のネガティブな姿勢で見たわけですが…、あれぇ? 意外に面白いじゃん。なんか漫画版は犬が霧姫にいたぶられるすんごい不愉快な話だったようなイメージが有るのですが、アニメ版はわりとまともでした、というか結構面白いです。

 公式サイトには不条理コメディとか書いてあるので、「いやー、これは常人にはついていけませんわ!」みたいなトンデモ話かと思ったのですが、犬に転生するという設定を含めてもそんなにヘンという感じも無いし。ということでこれは見続けても良いような気がしてきました。少し様子を見よう。


★キャスト情報の続き
春海円香:阿澄佳奈
柊鈴菜:伊藤静
大澤映見:加隈亜衣
秋月マキシ:芹澤優
犬飼潔:羽多野渉
本田桜:内田真礼
本田弥生:五十嵐裕美
森部佐茅:斎藤千和