感想:アニメ「進撃の巨人」第15話「特別作戦班 -反撃前夜(2)-」


 アニメ「進撃の巨人」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト
http://www.shingeki.tv/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。

第15話  『#15 特別作戦班 -反撃前夜(2)-』(※放送は16回目/残り9回)


■あらすじ

 エルヴィンたちの調査兵団は、かつて本部として使用され、長らく放棄されていた古城を拠点と定めた。エレンはリヴァイの指揮する「特別作戦班」に配属される。班のメンバーは全員巨人殺しのスペシャリストたちで、もしエレンが敵になったときにはすぐさま処分するための布陣でもあった。調査兵団は30日後には、経験の浅い新兵も加えて、大規模遠征を予定していた。エレンはハンジ分隊長に、捕獲した巨人二体を使った実験への協力を要請される。ハンジは現実の生物としてとてもありえない巨人を徹底研究し、謎を解明しようとしていた。ところが翌日、実験の前に正体不明の兵士たちによって巨人は二体とも殺されてしまう。軍の内部に裏切り者がいるらしい。


■感想

 先週の感想で「やっと次回から本編開始というところか…」と書きました、ホントにそうなりました。ようっやく、アニメ版「巨人」も本格離陸した感じ。今までは長い長い長い(中略)長い長い序章だったということか。あまりのひどい水増しによるダラダラ進行に、原作に対するネガティブキャンペーンか!とか憤っていましたが、やっと原作本来の持ち味を生かしたノリになってきました。というか今までが酷すぎの言語道断レベルだったんですけどね。

 まあ、今回もハンジ分隊長の一人語りがやはり水増し感が無きにしもあらずでしたが、まあまあ面白かったので良しとします。



★おまけ

 ハンジ分隊長が延々と語っていた人食い族のお話ですが、一応史実がベースです。「大量殺人鬼」だののキーワードでその手のサイトを検索・閲覧している人にはお馴染みのお話だと思います。

ソニー・ビーン
http://ahouroushi.kimodameshi.com/killer5.html

●No.92 旅人を襲い、人肉を食べて生活する47人のソニー・ビーン一族
http://ww5.tiki.ne.jp/~qyoshida/kaiki/92sonybeen.htm

 ところでさぁ、あの世界の人たちって「えっ、壁の外には燃える水があるの?」とか寝言をいうわりに、こんなマイナーな殺人族のことは詳しく憶えているんですなぁ。