アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」(全16話(TV放送13話＋WEB配信3話))の感想です。
（※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください）
■「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」アニメ公式サイト
http://www.oreimo-anime.com/
第１６話（最終回） 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
■あらすじ
春。卒業式を終えた京介を桐乃が迎えに来ており、二人は揃って下校するが、途中麻奈実が待ち受けていた。桐乃は麻奈実に京介との恋人関係を明かして勝ち誇るが、怒った麻奈実から殴りつけられる。麻奈実は二人の関係が社会的に受け入れられないことを指摘しそろそろ止めるように忠告してきたため、桐乃はその言葉にひるむものの、京介はモラルを全て無視しても桐乃との関係を貫くことを宣言する。麻奈実はその言葉についに京介を諦めて去っていった。
京介は教会で桐乃と仮想の結婚式を挙げ、キスをしたあと、クリスマスイブの夜の約束通り、恋人関係を解消する。あの夜桐乃が提示した案は、卒業式の日までは恋人として過ごし、それ以降は普通の兄妹に戻るというものだった。
で、後日、二人がまた秋葉原に買い物に来て仲睦まじそうにしているシーンでおしまい。
■感想
はふーん、ムチャクチャ背徳的な設定の割には、最終回は心に残るものが無い、実に淡白なオチでした（一番温和そうな麻奈実さんが実は心に一番深い闇を抱えていた的なサスペンスはありましたが）。
まあねぇ、18禁メディアなら、教会シーンのあといくらでも深い（＝魅力的な）展開に持っていくことが可能でしょうが、一般向けの小説ではね…、あの取ってつけたようなエンドが限界ですよねぇ〜。電撃文庫じゃ仕方ないか…、今頃多くの人が「あーあ、18禁バージョンなら良かったのに」とかぼやいているんじゃないかな…、とか思ってしまいます。マル。
