アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。
第25話 『第二十五話 終わりなき戦い』
■あらすじ
ディッツはようやくガミラス本星に戻り祖国再建の決意を固めていたが、一方ディッツの召還命令を無視して逃亡したゲールの艦隊に追っ手を差し向けていた。ゲールは実は生きていたデスラーの指揮下に入っていた。
ヤマトは亜空間ゲートで一気に銀河系に戻ろうとバラン星に向かうが、そこで難破したガミラス船を発見する。中にはミーゼラが乗っていたが、デスラーが死んだと思い気力を失っていた。やがて隠れていたゲール艦隊が現われ、ヤマトを攻撃してくるが、ゲールはディッツが送り込んだヴォルフの次元潜行艇の攻撃で死ぬ。一方、無事亜空間回廊に入ったヤマトに、デスラーの船が白兵戦を仕掛けてきた。勝利を確信したデスラーは自らヤマトに乗り込んでくるが、ミーゼラを誤って撃ってしまう。雪はミーゼラをかばって一緒にガミラス兵に撃たれる。ガミラスのロボット兵士は真田たちが開発していたウイルスで無力化された。脱出したデスラーは、回廊内ではビーム兵器が使えないため、デスラー砲(ガミラス版波動砲)でヤマトを撃とうとするが、その前にヤマトに実体弾で攻撃され、ガミラス艦は大爆発しデスラーは死んだ。
■感想
※以下、辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください。
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1
いやー、ラス前だけに笑わせてくれましたわ。
デスラー砲を撃とうとしたら、その前にヤマトに実体弾を打ち込まれて「こんなバカなぁぁぁ」的に死んでしまうデスラー総統閣下。もう見ていて爆笑ですわ。あれだけ余裕ぶっこいておいて、最後は「宇宙で46センチ砲を撃たれたので負けてしまいました」か…、「おお、その手で大逆転か!」という感嘆ではなく、「ガミラスは20世紀レベルの兵器も防げなくて負けるのかよ、なんてオチだ」という笑いしか浮かんできませんでしたわ。まあここで「こんなこともあろうかと」的バリアを持ち出せないからでしょうけどねぇ。本作におけるデスラーは山ちゃんの甘いカッコいい声だけの、やっていることは道化のキャラでした。あーあ。
あとは、ここに来て思い出したように雪に『大事なのは異種族を愛することだった』的なことを語らせるしなぁ。今更?
それと古代たちが、バラン星に到着して「ああっ、なんか凄いことになっている」とか他人事みたいに言っていましたが、波動砲を星の真ん中に打ち込んだのはあなたたちなんですけど? 凄い無責任ぶり。
藪はしっかり次元潜行艇に乗っていました。今後そっちで出世しますか。
次回最終回。