アニメ「ガンダムビルドファイターズ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
CS放送・AT-Xでの視聴です。
■概要
原作無しのオリジナル作品。ジャンルは「ガンプラバトル」物。2010年代の「プラモ狂四郎」というところでしょうか。
■キャスト
イオリ・セイ:小松未可子
レイジ:國立幸
(他のキャストは後述)
第1話 セイとレイジ
■あらすじ
ガンプラを架空世界で戦わせる「ガンプラバトル」が流行っている世界。「イオリ・セイ」は実家が模型店で模型作りの腕は素晴らしいが、バトルの操縦技術が無いため、せっかくの高性能プラモが生かせず歯がゆい思いをしている。そんなセイに、友人のサザキは、ガンプラバトル選手権で勝ち抜くため、イオリの作ったガンプラを自分が操縦してやると持ちかけているが、イオリは気が進まない。
ある日、イオリは「レイジ」という外人が食い逃げで捕まえられそうなところを代金を立て替えて助けてやった。するとレイジは恩は返すといって姿を消す。後日、イオリは選手権用にオリジナルMS「ビルドストライクガンダム」を完成させるが、またしてもサザキがそれを操縦させろといってくる。イオリはサザキとガンプラバトルで戦い、負ければ言うことを聞くと約束する。バトルではまたもイオリはビルドストライクの高性能を生かせず、サザキのギャンに追い込まれるが、突然そこにレイジが現われ操縦を代わると、バトル初心者にも関わらず圧勝してしまう。バトルのあと、レイジはまた煙のごとく消えてしまった。イオリはレイジこそ自分のパートナーに相応しいと町を探し回るが見つからない。諦めて家に帰ると、当のレイジが食事をしていた。
■感想
以前、「模型戦士ガンプラビルダー ビギニングG」(http://bandai-hobby.net/site/gunpla_list_builders.html)というOVAを一話だけ見たことがありまして、似たような作品なのかなぁと思っていたら…、似たようなというより、タイトルが違うだけでやっていることはほぼ同じでした…、
『ただの模型を何かの装置にセットすると、いきなり模型が架空世界でガンガン動きまわってバトル出来る』という、理屈を超越したバトルを展開するところがそのままです。へー、ビギニングG路線ははTVシリーズになるほど人気が有ったのか…、2009年にちょっと展開したままその後が無かったので、手ごたえが無かったのかと思っていました…
アニメは序盤の雰囲気で大体こんな感じになるだろうと予想していたら、大体そんな感じのアニメでした。いかにも子供向けぇという空気ですが、少なくとも私はガンダムAGEよりは面白いと思ったですよ。もう少し見続けてもいいかなぁと思いました。途中で呆れてついていけなくなるか、もしくはのめりこんでしまうのか、ちょっと先が読めないアニメです。
☆蛇足
模型店の常連「ラルさん」(http://gundam-bf.net/characters/12/)に吹いたわ! しかも声がオリジナルの広瀬正志氏だという…、
★キャスト情報の続き
コウサカ・チナ:石川由依
ユウキ・タツヤ:佐藤拓也
リカルド・フェリーニ:中村悠一
ヤサカ・マオ:藤井美波
イオリ・リン子:三石琴乃