感想:NHKドラマ「実験刑事トトリ2」第4話「ビリヤードが終わったあとに」(2013年11月2日(土)放送)


 NHKドラマ「実験刑事トトリ2」(全6話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

土曜ドラマ「実験刑事トトリ2」|NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/dodra/totori2/

 NHK 総合での視聴です(放送:毎週土曜 21:00〜21:58)。

第4話 ビリヤードが終わったあとに


■あらすじ

>世界大会出場を控えるプロのビリヤード選手・楠木忠之(成河)は自らが経営するプールバーの常連客・池山隼人(金井勇太)を自宅に招き、ビリヤードのテクニックをインターネット生中継で披露していた最中に強盗に押し入った池山に危うく殺されかけるという偽装をし、正当防衛のふりをして池山の命を絶つ。都鳥(三上博史)と安永(高橋光臣)の捜査が進み、やがて楠木と池山の複雑な関係が明るみに出るが…。

 プロビリヤード選手「楠木忠之」(成河)は、経営するプールバーの常連客・池山を練習場に招いて殺害した。そのあと練習場のプレイの様子をインターネットで生中継を開始し、あるトリックを使ってその際中に池山が強盗に押し入ってきて、正当防衛で殺したように芝居を行う。池山は若い頃から素行の悪さで知られていた。しかしトトリは様々な状況から正当防衛という話に疑いを持ち、調査するうち、7年前楠木の婚約者が駅から転落して死んでおり、その際池山が助けようとしたことが解る。最終的にトトリは楠木が床の上でビリヤードのボールを転がし、ボールでカメラを倒して池山が進入してきたように見せかけたことを暴く。実は池山は婚約者を助けようとしたのでは無く、カバンからものを盗もうとして見つかって突き落としたのだった。楠木の犯行はその復讐だった。


■感想

 床の上でビリヤードのボールを転がしてってなぁ…、ちょっとそれどうよ的なトリック。あと、この手の倒叙者で犯人に同情させる要素があるのってダメだと思うの。追い込みをかけた捜査側が「やらなきゃよかった」みたいな空気になって見ているほうが困る。犯人はあくまで利己的な動機で動いてくれないと。