アニメ「帰宅部活動記録」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
CS放送・AT-Xでの視聴です。
(地上波放送:2013年7月〜10月(全12話))
第5話
■あらすじ
記録の十五「魔王の品格」
帰宅部員たちは、シューベルトの曲「魔王」に出てくる魔王が、子供を襲うだけでまるで魔王らしくないと突っ込み、それっぽい話に作り変えることにした。その改変版では、魔王が部下のモンスターたちと共に勇者の紋章を持つ子供を襲って殺す、というゲームっぽい話になる。しかしそのあと子供は「死んでしまうとはなさけない」と生き返らせてもらえるのだった。
記録の十六「文学のすゝめ」
桜や牡丹は国語の授業で習った夏目漱石の「こころ」をネタにボケツッコミをしていた。そして「走れメロス」とかで盛り上がった挙句、「山月記」は詩オタクが虎になっても有名になりたがる話、とかいう身も蓋もない結論になって締め。
記録の十七「うろおぼえ御伽草子」
十六の続き。「金太郎」の内容をさっぱり覚えていないということから昔話ネタで盛り上がり、さるかに合戦とか日本の昔話は殺伐としているなぁという間違った結論でおしまい。
■感想
「こころ」ネタで、牡丹「S(精神的に)、K(向上心がない者は)、B(バカだ!)」、桜「出たー、SKB!」というやり取りは結構笑わせて頂きました。
それにしてもボケ担当的な桜が「こころ」を読破しているとか、「山月記」で盛り上がるとか、この部員たち、ボケのふりをしてかなり物知り揃いなのでは。