感想:特撮「怪奇大作戦」(1968年)「死神の子守唄」(2013年11月14日(木)放送)


 特撮「怪奇大作戦」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

怪奇大作戦
http://www.nhk.or.jp/kaiki/

 NHK BSプレミアムでの視聴です(放送日:2013年11月14日(木) 0:26〜0:50)。


■キャスト
的矢忠 (原保美)…SRI所長
牧史郎(岸田森)…SRI所員
三沢京助(勝呂誉)…SRI所員
野村洋(松山省二)…SRI所員
小川さおり(小橋玲子)…SRI所員
町田大蔵(小林昭二)…警視庁

死神の子守唄


■あらすじ

 若い女性が超低温状態で殺される事件が発生した。死体からは高い放射能が検出され、牧は「スペクトルG線」を照射されて殺されたと推測する。スペクトルG線は原爆症の治療に有効とされていたが、発生させるために莫大なエネルギーが必要なため、実用化は不可能と思われていた。牧は誰かが熱では無く「冷凍エネルギー」でスペクトルG線の発生に成功したらしいと考える。一方、三沢は歌手「高木京子」の歌う子守唄の歌詞が、一連の冷凍殺人と一致していることに気がつくが、牧からは単なる偶然と一笑に付される。やがて京子が原爆症で長くないこと、京子の兄ヨシノサダオがスペクトルG線の研究者だったが5年前に失踪したこと、が判明した。サダオは京子の病気を治すため、スペクトルG線の実用化に必死になり、禁断の人体実験に手を染めたのだった。しかしサダオは逮捕され、京子は自分にスペクトルG線を放射して自殺した。


■感想

 暗い話だと思ったら、案の定「実相寺昭雄」監督作品でした…、戦後23年ですから、原爆テーマも今より身近だったのでしょうね。

 ところで「熱エネルギーの代わりに冷凍エネルギーで発生させる」とか「放射線を浴びると絶対零度になる」とか訳がわからんのですが…