感想:アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」第5話「シックス・ナイン Six Nine」


 アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」公式サイト
http://wizardbarristers.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第5話 『Case 5 シックス・ナイン Six Nine』


■あらすじ

 シャークナイト法律事務所の鮫岡がセシルに仕事を依頼してきた。鮫岡の部下「工白志吹」(くじら・しぶき)が殺人容疑で逮捕されたので弁護して欲しいという。事件はボーリング場の店長が殺害されたというもので、工白と店長との間には直前いさかいが有った。セシルは事務所最年長の鎌霧とコンビで弁護を担当するが、スローペースでさらに仕事をちょくちょくサボる鎌霧に苛立ちを隠せない。しかし鎌霧はボーリング場の店員が店長と犯罪に手を染めており、仲間割れして殺害に及んだ事実を見抜く。魔法廷でセシルは工白の無罪を勝ち取った。鎌霧は裁判長から証拠を得るために魔法を使ったのではと追及されるが、仮病で昏倒してその場を上手く誤魔化す。


■感想

 普通に探偵モノという感じで面白い。しかしこうなると、「セシルが巨大ロボットを操れる」という設定や、「オープニングでの弁魔士たちの派手な魔法駆使のシーン」は、物語のテイストとそぐわないように思えます。今後も法廷物で行くならロボットやバトルは不要だし、逆に今後それらが必要になるなら、今の面白い探偵/法廷モノのノリは消えてしまうわけで、どうも設定とやっていることが不整合という感が否めず。