感想:特撮(新番組)「烈車戦隊トッキュウジャー」第1話「特急列車でいこう」(2014年2月16日(日)放送)


 特撮「烈車戦隊トッキュウジャー」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/tqg/

東映
http://www.toei.co.jp/tv/toqger/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 7:30〜08:00)。


■概要

 戦隊シリーズの新作。今回は列車モノ。


第1話 『始発駅 特急列車でいこう』


■あらすじ

 大人には見えない黒い列車が子供たちを次々と誘拐していくが、何故か車内に子供に混じって一人の青年「ライト」がいた。さらに黒列車に「レインボーライン」の「烈車」が追いつき、現われた四人の「トッキュウジャー」が黒列車の勢力と一戦交える。ライトはトッキュウジャーたちが幼なじみたちだと知る。烈車の車掌の説明によれば、黒列車は世界を闇で包もうとする存在「シャドーライン」の列車だった。シャドーラインは拠点「ステーション」を建設して闇を増やし「闇の皇帝」を復活させようとしているのだ。ライトは「イマジネーション」の持ち主として、トッキュウジャーの一員となる。黒列車に追いついたトッキュウジャーは怪人「バッグシャドー」を倒し、巨大化バッグシャドーもロボット「トッキュウオー」で粉砕する。ところが戦いの後、車掌の相棒(?)チケットは五人がトッキュウジャーに選ばれた理由を「死んでいるも同然だから」と説明する。

・ゲスト怪人=バッグシャドー


■感想

 基本的に戦隊モノは見ていないのですが、新作は「小林靖子脚本」「列車云々が面白そう」「敵の幹部や怪人デザインがグッと来る(篠原保氏デザイン)」、ということで何十年かぶりで視聴してみました。

 善玉たちの服装はイマイチですが、その代わり敵のデザインがちょーカッコイー。幹部たちの、なんというの闇の貴族風?のスタイルがいいし、戦闘員ですら妙にオシャレ。さすが篠原保先生です。

 さて、お話のほうは、ライダーと比較するとやはり子供向けだねぇ、というところは多々ありますが(というか子供向けに作っているから当然だ)、まあ「見れる」レベルでした。それにしても、乗り換え変身とか最後のバズーカの弾が「子泣き地蔵」とか、訳が解らん、と突っ込もうとしたら、それ以前にシャドー怪人がまんま口にしていて、ツッコミを防がれてしまった……、やはり脚本のほうも「言われるだろうなぁ」と見切って防波堤を設置していたのかな。

 という感じで軽く視聴しましたが、最後の「お前らは死んでいるも同然」発言はなかなか上手い引きでした。次回も見てあげようかと思いましたよ。


★ついで

 福山潤声の幹部「ネロ男爵」がどんな演技かと注目していましたが「ルルーシュ声」で行くみたいです。なるほど。



★キャスト情報
ライト/トッキュウ1号 志尊淳
トカッチ/トッキュウ2号 平牧仁
ミオ/トッキュウ3号 梨里杏
ヒカリ/トッキュウ4号 横浜流星
カグラ/トッキュウ5号 森高愛
車掌:関根勤
チケット:(声)山口勝平
ワゴン:(声)堀江由衣
ネロ男爵:(声)福山潤
ノア夫人:(声)久川綾
シュバルツ将軍:(声)壤晴彦
グリッタ嬢:(声)日高のり子