感想:アニメ「キングダム」(第2シリーズ)第37話「遠雷」(2014年2月15日(土)深夜放送)


 アニメ「キングダム」(第2シリーズ)(全39話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド キングダム2
http://www9.nhk.or.jp/anime/kingdom2/index.html

■第一シリーズ
http://www9.nhk.or.jp/anime/kingdom/index.html

 NHK BSプレミアムでの視聴です。(放送:毎週土曜深夜 0:00〜0:30)。

第37話 遠雷


■あらすじ

 ある日、山陽に秦の要人の昌平君と李斯(りし)が自ら現われ、山陽を秦の郡として改名すると宣言した。それは秦はこの地を今後絶対に手放さない、という他の国への強烈なアピールでもあった。 趙(ちょう)の李牧(りぼく)は、それに対応して「燕」との戦いを決意、ホウケンを使って燕軍を一蹴する。

 そんな動きの中、飛信隊は東の辺境への移動を命じられるが、途中大怪我をした少年に出会う。少年は中華の七大国のいずれにも属さない隠れ里的な国の民で、何者かに襲撃されたという。信は命令を無視して少年の国へと向かう。

 同じ頃、秦の首都咸陽では、呂不韋(りょふい)派が勢力の巻き返しをはかり、大王派は急激に追い詰められる。さらに呂不韋は「丞相」からさらに高い官職「相国(しょうこく)」についてしまった。大王派内で悲観論が渦巻く中、政は幽閉している義弟の「成キョウ」の元へ向かう。


■感想

 いつもは信の叫び声とバトルシーンで終わってしまうアニメですが、今回は他国の動きとか首都の派閥抗争も同時進行し、忙しい回でした。

 「河了貂(かりょうてん)ふと目を覚ます」→「信が寝ぼけて同じ寝床に、というかギッチリ抱きついている」→「キャーエッチー(ボカッ)」……、なにこの茶番。学園ラブコメ? 「戦争の殺し合いばかりじゃ潤いが無いでしょう」という作者サイドの心づかいなのでしょうか。

 あと、コウちゃんがおなかを押さえている……、御懐妊かぁ。大王も「いや、キミは何もせずに側で座っているだけでいいから」とか君子ぶっていたけど(実際君子ですが)結局することはしていたんですなぁ。


 残り2話。