雑談:記事:『戦記もの:「ガルパン」「艦これ」ヒットで注目 人気の理由』

●戦記もの:「ガルパン」「艦これ」ヒットで注目 人気の理由 - MANTANWEB(まんたんウェブ
http://mantan-web.jp/2014/03/02/20140301dog00m200059000c.html

 この記事はどうも内容がおかしい気がする。

>視聴者・ユーザー視点から見れば、戦記ものは、嫌う人がいないコンテンツである。一国の武将や無名の庶民までが生きる群像劇であり、主人公も子供時代から晩年までの人生が描かれ、年齢性別を問わず誰もが「自分」を重ねられる物語だ。

 というのは、というかこれ以降の内容は、「戦記モノ」とは普通言わない「織田信長」や「三国志」あたりを描いたジャンル(仮に「歴史モノ」とする)の説明です。

 普通戦記モノといえば「第二次世界大戦/太平洋戦争モノ」であり、それらのジャンルを群像劇が魅力だとか自分を重ねられるとか言わないだろう。戦記モノの魅力というのは、(大きな声では言えないけど)「兵器の魅力」あたりがメインではないのか。ガルパンは群像劇だが別に史実のキャラと重ね合わせているわけでは無く、戦車が動くのが魅力だ。また艦これに至っては「艦娘=兵器」である。艦これと群像劇は結びつかないだろう。

 というように、ガルパンとかの「近代戦争テーマモノ」のヒットの説明のはずが、中身は「歴史モノ」の説明になっているので、もう支離滅裂で読むに耐えない物に……、これ、内容を確認する編集者とかいなかったの?と言いたくなりますわぁ。


★ついで

>視聴者・ユーザー視点から見れば、戦記ものは、嫌う人がいないコンテンツである。

 え゛ー、いるじゃん?

 『スタッフは兵器が人殺しの道具だと解っていないようですね?』とかけちを付けるミリオタとか、『ったくXXのせいでニワカのミリタリー好きが増えて、俺たち真のミリタリー好きが迫害されるぜ』とかのたまうミリオタとかが。