ウォーゲームブームの時代にツクダホビーが出していた雑誌「オペレーション」のVol.8の入手に成功しました。正確には「ツクダ・シミュレーションクラブ会報」という位置づけのようです。発行日は昭和60年(1985年)3月。この号は季刊でした。後に発行期間が変わったかどうかは不明。
内容としては
・1985年のニューゲームガイド
マチルダ
バルキリー
大航海時代
バイストン・ウェル
TRPGグイン・サーガ
・多摩豊氏の「ロールプレイゲームの魔性」
・岡田厚利「私評 戦車戦シミュレーションゲーム」
・タスクフォースの記事
・レオパルド2の記事
・読者投稿
といったところ。うーむ、無味乾燥で、タクテクスどころかレック版シミュレイターよりつまらん。さすがに「会報」である。
と・こ・ろ・で、「私評 戦車戦シミュレーションゲーム」でエポック「装甲擲弾兵/パンツァーグレナディア」の評価がヒドイ。を『技巧的なせこい戦法で勝つ、勝敗にこだわるレックらしいゲーム』『新しいものがなにもないゲーム』とかもうクソミソに書いているんですなぁ。レック版シミュレイターの中で自分のゲームをクソミソに言われた意趣返しでしょうか。ホントこの時代のシミュレーション業界のギスギスぶりと来たら目に余りますわ。
こんな風だから数年で業界が消滅したんだな、と納得?しました……