感想:アニメ「彼女がフラグをおられたら」第3話「任せておけ、この体育祭は99.9%の確率で俺たちの勝ちだ」


 アニメ「彼女がフラグをおられたら」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「彼女がフラグをおられたら」TVアニメ公式サイト
http://www.gaworare-anime.com/

 BS11での視聴です。

第3話 任せておけ、この体育祭は99.9%の確率で俺たちの勝ちだ


■あらすじ

 茜の実家・魔法ヶ沢財閥は、娘のことを心配して、クエスト寮に監視役として美少女型アンドロイド「忍者林瑠璃」(声:諏訪彩花)を送って来た。瑠璃は即日生徒として転入してきて、あっさり学校生活に馴染む。

 生徒会長・聖帝小路美森は「体育祭を朝から晩まで、しかも一週間ぶっ続けで行う」というビッグイベント「体育祭週間」をぶち上げるが、颯太たちクエスト寮の住人には衝撃の事実を突きつける。美森は理事たちとの会議の最中、ノリで「寮生チームは団結心が強く優勝は確実。負けたら寮を取り潰し、颯太は退学」とか勝手に請合ってしまったという。さすがに責任を感じた美森は、菊乃の親友で運動が得意な「英雄崎凛」(声:日笠陽子)を寮生にして、颯太たちを鍛えさせる。凛は最初颯太の不甲斐なさに怒りまくっていて、理想の男として幼なじみ「ソーダ」を引き合いに出す。ところが最終的にソーダ=颯太と判明、凜はあっさり颯太への恋愛フラグを立ててしまう。


■感想

 お恥ずかしながら・今頃・やっと・遅ればせながら・ようやく・ついに・ここに来て・気が付いたのですが、この原作/アニメは、いわゆる美少女ハーレム物の「パロディ」だったのですね。

 この作品の「幼なじみとか大金持ちとかロボット娘とかのテンプレートキャラが身の回りに次々と現われ、みんなで主人公をチヤホヤしてくれる」という流れは「今まで一杯見てきた典型的ハーレムモノの一つ」、じゃなくて、そういうジャンルをおちょくる一種のギャグだったんですね。さすがに今回くらい露骨に特徴を誇示する新キャラが増員されれば、アホの私でも気が付きますわ。フラグ云々もオタがよく口にする「イベントでフラグが立った」云々を茶化した(という程でもないけど)、ということだったわけで。


 しかしまあ、話自体は、熱狂はしないもののまあそこそこは面白いので、だんだん楽しみになって来ました。でも多分終盤にどよーんとした薄暗い展開が待っているのだろうなぁ。


★蛇足

 サブタイトルは何かのパロディ? それとも何かそれっぽい台詞をそれっぽくサブタイトルにしているだけなのか。