感想:アニメ「棺姫のチャイカ」第7話「還らずの谷」


 アニメ「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ『棺姫のチャイカ』公式サイト
http://chaika-anime.jp/

富士見書房 | 棺姫のチャイカ
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201012hitugime/

 BS11での視聴です。

第7話 還らずの谷


■あらすじ

 トールたちは再び現われたギィからの情報で、英雄の一人シモンが潜んでいるらしい「還らずの谷」を目指す事にした。この谷は四年前から霧が立ち込め、踏み込んだものは誰も帰ってこないという。トールたちは谷に充満する霧が幻覚魔法の一種だと知る。トールたちは強引に霧を突破し、霧を発生させていた装置を破壊した。装置を作ったシモンは、妻や友人に裏切られて人間不信に陥り、谷に入る者たちに「信じていたものに裏切られる幻」を見せていた。シモンは装置の動力源だった「遺体」を、厄介払いのためトールたちに押し付ける。トールたちはそのまま谷を立ち去った。


■感想

 おそろしくあっさりした話で拍子抜け。まさか1回でミッションクリアとは。このペースで進んだら12話までに遺体が全部そろってしまいそうな勢いです。まあ、トールの幻覚の中でチャイカと「こいつぅ」とじゃれあったり、最後にチャイカが父親の手をふりながらバイバーイと挨拶するところとか、そのあたりだけは面白かったですけどね。

 で、そのあと原作サイトであらすじを確認したのですが……、今回の話に該当するのは第三巻で、なんでも谷に踏み込む前に『みんなで温泉に入って、チャイカが「豊胸、秘訣、是非教授」とか懇願する愉快なシーンがあった』らしいのです……、うぉぉぉぉ、何故そのシーンを丸ごとカットしますか?! どうせ2クール目も有るのだからそんなに急がなくていいのにぃぃ。