感想:アニメ「彼女がフラグをおられたら」第13話(最終回)「彼がフラグをおられたら」


 アニメ「彼女がフラグをおられたら」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「彼女がフラグをおられたら」TVアニメ公式サイト
http://www.gaworare-anime.com/

■原作サイト 彼女がフラグをおられたら|ラノベ文庫
http://cont.lanove.kodansha.co.jp/9906/18893.html

 BS11での視聴です。

第13話(最終回) 彼がフラグをおられたら


■あらすじ

 電脳世界の颯太を助けるため、クエスト寮のみんな+担任の先生+アイドルの芹香が駆けつけた。しかし「天使」たちは「プレミアム・アンブリエル号」と合体してラスボス「天使客船」を出現させ、颯太以外は倒されてしまう。その瞬間、颯太は過去の記憶を取り戻す。

 プレミアム・アンブリエル号の事故の際、実はクエスト寮のメンバーは全員乗船していた。この事故で颯太以外のメンバーは死ぬはずだったが、そこに「ラプラスの魔」という少女が現われ、颯太が全員の死亡フラグを引き受ければ他のメンバーは助けると提案する。それ以来颯太は特大の死亡フラグを抱えて生きる事になってしまった。で、記憶を取り戻した颯太とみんなが天使客船に突っ込んで大爆発が起きる。

 颯太が目を覚ますと、そこは現実世界だった。No.0は、事故で意識不明だった颯太の精神を仮想世界に送り込んでいた云々と説明する。颯太たちが電脳世界で天使客船に勝ったことでネットワークの大混乱は収束し、現実世界の平和が戻っていた。「ラプラスの魔」と「桜」こと「サクラメント」は、天使から切り離された良心的な物で人間を試していて、最後に力を貸したとかなんとか解る。最後にNo.0は正体を明かし、菜波そっくりの建国伝説に出てくる最初の国王だったと判明する。

 実は現実世界では殆ど時間は経過していなかったので、目覚めた颯太は旗ヶ谷学園に転入する事になり、クエスト寮に入る事にした。寮を訪ねてみると茜が先に来ていて、廊下の床が壊れて転落しそうになった茜を助けていい雰囲気になったところで幕。


■感想

 なんというか見ていて辛くて仕方なかったのですけど……、こんなマト○ックスの出来損ないみたいな話を見せてどうしようというつもりだったのかしらん。


■総括

 終わっていない原作をアニメでムリに完結させようとするから、とんでもない事に……、「はがない」アニメとかみたいに原作に忠実にアニメ化して適当にきりの良いところで切れば良いものを、色気を出して(?)オリジナリティを出したばかりに無残な結果に……、豪華声優がゾロゾロ出ていたのに、話がこの出来とはもったいねー。人類はこのような悲劇を二度と繰り返してはならない、と深く深く心に刻まれた作品でした…… (※あくまで個人の感想であり、他の人にこの意見を押し付けるものでは有りません)。