感想:映画「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」(1954年:日本)(2014年7月8日(火) 放送)

(※以下、結末まで書いてありますのでご注意ください)

■プレミアムシネマ
http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/

 NHK BSプレミアムでの視聴です(放送日:2014年7月8日(火) 21:00〜22:41)。


■概要

7月8日(火)
午後9:00〜10:41  BSプレミアム
プレミアムシネマ  「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」
1954年・ 日本 

南洋の水爆実験により突如現れた体長50メートルに及ぶ怪獣“ゴジラ”。終戦からようやく復興した東京を襲い、人々はパニックに。政府は災害対策本部を設置し撃退作戦を開始するが、どんな武器も通用せずゴジラは破壊の限りを尽くす。ゴジラを倒すには封印していたオキシジェン・デストロイヤーしかないと判断した芹沢博士は、最後の決断をくだす。初公開から60年、最新デジタル技術によって映像・音声が修復された。

〔製作〕田中友幸
〔監督・脚本〕本多猪四郎
〔原作〕香山滋
〔脚本〕村田武雄
〔撮影〕玉井正夫
〔特殊技術〕円谷英二、向山宏、渡辺明、岸田九一郎
〔音楽〕伊福部昭
〔出演〕志村喬河内桃子宝田明平田昭彦菅井きん ほか
〔白黒/スタンダード・サイズ〕

■あらすじ

 日本近海で原因不明の船舶の遭難事故が相次ぎ、やがて台風に襲われた小島で巨大生物によるものとおぼしき被害が発生した。本土からやって来た調査隊は、猛烈な放射能を帯びた巨大な足跡を発見、さらにその足跡の主である巨大生物に遭遇する。その生物は『200万年前』のジュラ紀の恐竜が現在までどこかで生き残っていたものが、水爆実験のせいで住処を失い、さ迷い出てきたものと推測された。生物は島の伝説から「ゴジラ」と名付けられる。ゴジラは日本近海で船を次々と襲った後、ついに日本本土に上陸した。ゴジラにはどんな攻撃も通用せず、ついに東京を火の海と変えてしまう。

 科学者・芹沢博士は、酸素の研究の過程で、水中の酸素を破壊して生物を窒息死させ、さらに肉体を溶かしてしまうという薬剤「オキシジェン・デストロイヤー」を開発していた。芹沢はこの研究が核爆弾同様兵器として使われる事を恐れ秘密にしていたが、ゴジラによる惨禍の前に、ついにこれを公表し対ゴジラ用に投入する事を決意する。芹沢は自ら水中に潜ってゴジラにオキシジェン・デストロイヤーを使用しこれを倒すが、オキシジェン・デストロイヤーが今後兵器として使われないように自ら命を絶つのだった。


■感想

 過去に一度見たことがありますが、ウン十年前のことなのですっかり中身を忘れきっていて、初見同様の新鮮さでした。放送前に「デジタルリマスターでこんなに綺麗になりました」と前後の比較映像が流されたのですが……、うーん? 全く違いがわからない……


 映画の感想ですが、今見ても面白いというのが凄い。別にマニア的立場で「初代だからとにかく神聖で崇高な存在。批判は許さない!」みたいな話では無く、純粋に一つの映画として100分間引き込まれるように楽しめました。白黒であることがゴジラの破壊シーンの恐怖感を上手くかもし出しているし、後年のシリーズのように「何故そんな余計な要素を入れてしまうのか」という物が無くて嫌な気持ちにならないし。60年経っても、後続の人たちが未だに超えられない至高の一作でありますね。