感想:レディコミ「BE LOVE(ビーラブ) 2014年14号」(2014年7月1日発売)


 発売日:2014年7月1日(毎月1,15日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

■BE・LOVE|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/02766

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人は見た目が100パーセント 大久保ヒロミ

 ギャグ連載。研究所に勤務する理系女性三人(25歳、30歳、40歳)が、いわゆるおしゃれその他についてさっぱり解らないので、毎回ネットで手探りで調べたり、若い子にレクチャーしてもらったり、というお話。キャラ紹介で「妻で母だが女ではない』とかそれだけで笑えます。


 今回は皮膚のシミ対策で、40歳キャラが「日光を徹底的に避け食べるものをブロッコリーとかだけにする」と言い出して、残りの二人が「そこまで……、歳をとればシミができても仕方ないのでは」というのですが、そこで40歳キャラの切り替えしがドーンとこうです。「シミができてどうこうより、頭の中が昔と同じで若いままなのに体だけ変化していくギャップが耐えられない。貴方たちはそんな仙人みたいなキャラになれるの」と。


 いやー、このあたりの台詞はホント心に響きますわー。ほんと、肉体年齢だけはどんどん加算されていくのに、頭の中は学生時代からちっとも変わってないんだもん。中学生時代のころは「●●歳くらいになればそれっぽい大人になっているんだろうなぁ」と考えていたんですよ。仕事のこととかで(良く解らないけど)いろいろ有って、会社の帰りに飲みながら「部長のバカやロー」とかくだを巻いたり、休日にゴルフしたりとか、とにかく、ドラマに出てくるようなそういうキャラになると。

 なのに、いざその年になってみたら、まだ漫画雑誌読んでアニメ見て「うっひょー、秋にガンダムの新作だぜ」とか言っていて、全然進歩してないんだもん。他人から「貴方はもう客観的に見て年寄りなんですよ」とか言われても受け入れられません。
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