感想:アニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン」第2話「目覚め」


 アニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■オリジナルTVアニメ『白銀の意思 アルジェヴォルン』公式サイト
http://www.argevollen.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第2話 目覚め


■あらすじ

 ススムたちの部隊「独立第八部隊」は、アルジェヴォルンと技師ジェイミーを回収すると、再度退却を開始した。しかし、ススムはアルジェヴォルンの操縦に四苦八苦し、部隊の足手まとい的存在になる。しかも他のパイロットが操縦を代わろうにも、アルジェボルンは最初に起動したススム専用に設定されてしまい、他の人間では起動すら出来ない。部隊は廃坑を抜けて逃走を続けるが、そこにインゲルミア軍が追いついてきたため、部隊はススムに殿を命じる。それに納得できないジェイミーは単身ススムの所に戻り、「イメージ」で動かすように指示する。これでアルジェヴォルンは見違える動きを見せ、味方と協力して敵部隊を撃破する。


■感想

 雰囲気は悪くないけど展開が遅いと思う。これが1クールアニメだとしたら、このまま逃げて逃げて逃げまくり、最後に首都まで帰って「よし、これからアルジェヴォルンを量産して反撃だ!」みたいな最終回になりかねない。

 その他の苦言としては、ジェイミーが「唯一の民間人」という立場を利用して(?)、うざすぎる。「スズシロ・サオリ」(大原さやか)に「貴方はいい人だと思っていたのにこのバーカ」とか身勝手発言をぶつけるとか、どーもなー。それに、ススムの所に走っていく前に無線で「イメージよ」と伝えれば良かったのでは。

 さらに、「イメージしないと動かない厄介兵器がいきなり登場」というのも、既存の技術とレベルが違いすぎてなんなんだよ、という感じである。


 思ったほど超大作では無く、どうも小粒っぽいし、色々言いたいことが多いし……、今後慣れてくれば文句も減るのかこのままなのか、見通しが立たないアニメです。



★蛇足

 敵ロボット(身軽じゃない方)のこいつ(http://www.argevollen.com/contents/world/trailkrieger/gunbass.html)ですが、操縦席が体の前の方についていて猫背っぽいというあたり、ダグラムのアイアンフットを思い出す。ちなみに、アイアンフットは一見ダサいけどある一線を通り越して、結構カッコよく見えるという不思議なメカである。