感想:映画「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964年:日本)(2014年7月22日(火) 放送)

三大怪獣 地球最大の決戦 【60周年記念版】 [Blu-ray]

(※以下、結末まで書いてありますのでご注意ください)

■プレミアムシネマ
http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/

 NHK BSプレミアムでの視聴です。


■概要

7月22日(火)
午後1:00〜2:34  BSプレミアム
プレミアムシネマ  「三大怪獣 地球最大の決戦」
1964年・ 日本 

日本が異常気象に見舞われるなか、金星人を名乗る女性が地球の危機を予言すると、阿蘇山の火口からラドンが現れる。ゴジララドンが戦うさなか、金星を滅亡させたキングギドラが出現し日本各地を荒らしまわる。日本政府はインファント島の小美人にモスラを日本に向かわせ地球を守ってくれるよう頼む。やがてゴジララドンモスラも加わる地球三大怪獣が、宇宙最強の怪獣キングギドラと富士のすそ野で壮絶な戦いを繰り広げる。

〔製作〕田中友幸
〔監督〕本多猪四郎
〔脚本〕関沢新一
〔撮影〕小泉一
特技監督円谷英二
〔音楽〕伊福部昭
〔出演〕夏木陽介星由里子、小泉博、若林映子、ザ・ピーナッツ志村喬 ほか
〔カラー/レターボックス・サイズ〕

■あらすじ

 ある冬。世界は変調を来たし、日本は真夏並みの猛暑に襲われ、世界各地には流星が降り注いでいた。やがて北アルプスに巨大隕石が落下した。同じ頃、セルジア王国からサルノ王女(若林映子)が暗殺の危険を避けるため日本に向かうが、臣下が仕掛けた爆弾で飛行機は爆発する。ところが王女は日本に現れ、「金星人」と名乗って民衆に地球の危機を警告し始めた。主人公の刑事(夏木陽介)と、テレビ局の局員の妹(星由里子)は、金星人/王女を保護する。やがて金星人/王女の予言どおり、阿蘇の火口からラドンが出現し、さらにゴジラも現れ日本に上陸した。混乱の中、北アルプスの隕石からは宇宙怪獣キングギドラが誕生する。金星人/王女によれば、過去キングギドラによって金星文明は破壊された挙句、死の星になったという。金星人は5千年前地球に避難したが、地球人と混血するうち力を失ってしまったらしい。しかし僅かに未来を予言する力を本能として残しているのだという。

 日本が三大怪獣に蹂躙され、対抗する手段も見出せない中、テレビ局の企画で日本に来ていた小美人たちからあるアイデアが出される。モスラを日本に呼び、ゴジララドンを説得させ、共同戦線を張ってキングギドラと戦おうというものだった。ゴジララドンモスラの説得をなかなか聞き入れないが、そのうち何故かモスラを援護する形でキングギドラとのバトルに参戦し、最終的に地球側は合同でキングギドラを追い払った。金星人/王女は母国からやって来た暗殺者たちに付けねらわれるが、主人公に助けられ、頭を撃たれてそのショックで正気に戻る。そして王女は母国に戻り、モスラと小美人もインファント島に帰っていった。それをゴジララドンが海岸から見送るシーンで幕。


■感想

 初見。三大怪獣云々というタイトルのせいで、X星人の出てくる方とごっちゃになっていましたが、こういう映画もあったのか。主人公が夏木陽介とは全く気がつかなくて、最後のキャスト紹介でエッと驚いた。夏木陽介=ヒゲのイメージが強すぎて。

 映画の内容は怪獣映画つーより「昭和30年代風国際スパイ物に、怪獣をちょっと絡めてみました」という感じですが、そこそこには面白かった。モスラゴジラは終盤ダレダレでしたが、こちらは怪獣上陸後の混乱と刑事と暗殺者との戦いを並行させて、結構面白く仕上げていました。

 しかし、まあ、もうこの頃から「ヘン」になってますよね。ゴジララドンが石をパスしあう(?)シーンとか、ゴジラキングギドラの電撃に股間を焼かれてもだえるシーンとか、ラドンモスラを背中に乗せて合体攻撃とか、そもそもゴジララドンモスラの三者会談とかいう時点で茶番ですしね。そして最大の問題は戦いが終わった後、ゴジララドンはまだ日本に残っているということだ……、この後どうするんだ。


 子供のころなら楽しめたのかもしれないけど、今となってはかなり厳しいコメントしか出せません……