感想:アニメ(新番組)「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」第1話「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」他(2014年8月4日(月)深夜放送)


 アニメ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」(全4話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
http://www9.nhk.or.jp/anime/medamayaki/

 NHK 総合での視聴です(放送:8/4(月)〜8/7(木) の 深夜0:10〜0:35)


■概要

>自分では当たり前と思っていた食べ方が、実は少数派だったという経験は誰しもあるはず。

>アニメ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は、「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」「とんかつのキャベツ いつ食べる?」「カレーのルー どうかける?」など、あらためて自分の食べ方を問われると「あれ?」と考えてしまうお題が毎回登場。自分では当たり前と思っていた食べ方が、実は当たり前ではないかも知れないことに気がつき、苦悩する主人公の姿をアニメとしてコミカルに描きます。

>また、アニメに加えて、食堂やカフェなどを実際に訪れ、お題となる食べ物が実際にはどのように食べられているのか、探求する実写コーナーもあります。「これ、あるある!」「イヤ、ありえない!」など、見れば、家族や友人と話が盛り上がること間違いなしの新感覚のアニメ番組です。

 同名漫画(原作:おおひなたごうコミックビーム連載)のアニメ化作品。ジャンルは、コメディ調のグルメ物、みたいな?



■キャスト
二郎 福原耕平
みふゆ 白石涼子
(他のキャストは後述)

第1話


■あらすじ

目玉焼きの黄身 いつつぶす?

 「田宮丸二郎」は恋人「みふゆ」と初めての朝を迎え朝食を一緒に食べる。二郎は半熟目玉焼きの黄身を潰し、黄身を付け合せに絡めて食べるのを至高の食べ方だと思っていた。ところがみふゆは白身だけを先に食べ、黄身は最後まで取っておく派だった。二郎はその食べ方の理由が「黄身を潰すと皿が汚れる」というものだと知り、思わずバカ呼ばわりして、みふゆに出て行かれてしまう。二郎はその後、勤め先の上司「近藤」に目玉焼きの食べ方を聞くが、近藤は「黄身を最後まで残し、最後にご飯と混ぜ合わせる」と聞いて、おかしいだろ!とか思いつつもやもやしたまま終わる。


『とんかつのキャベツ いつ食べる?』

 二郎はとんかつは「とんかつ・キャベツ・ごはんを一度にほおばるのが最高」だと信じていた。しかし定食屋である女性がまずとんかつだけを食べきった後、最後に残ったキャベツだけ一気に食べるシーンを見てショックを受ける。直後みふゆと出会うが、みふゆは「とんかつを食べる合間にキャベツを口にして油っこさを中和する」と言うので、「中和するくらいならとんかつを食うな」と怒鳴りつけてまた姿を消される。後日、件の女性は近藤の妻だったことがわかり、近藤妻は「まずとんかつオンリーで食べて肉の美味しさを味わう」のだという。近藤は「キャベツで油を中和しつつ食べ、最後に残しておいたキャベツでご飯をかっ込む」とかいい、二郎はまた衝撃を受ける。


■感想

 原作漫画は未読。おおひなたごうって普通の女性キャラが描けたんだ……、ヘンな絵しかかけない漫画家だと思ってた。

 それはそれとして、なんか面白い。ギャグでゲラゲラ笑うとかいうタイプでは無く、またオチもつかないのですが、そこはかとない面白みがあります。これは今後に期待。しかしNHKがこんなヘンなアニメを放送するとはねぇ。まあ深夜枠ですから、実験番組みたいなものですかね。


■おまけ

私は
・黄身は最後までとっておいて、最後にメインとしてご飯と一緒に食べる
・とんかつは邪魔な(?)キャベツを先に片付け、ゆっくりカツ+ご飯の組み合わせを楽しむ
派です。


★キャスト情報の続き
近藤 松原大典
大貫 荒井聡
亜希 長久友紀
靖雄 CR岡本物語
千夏 劉セイラ