感想:少年漫画誌「月刊少年エース2014年10月号」(2014年8月26日発売)


 発売日:2014年8月26日(毎月26日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

少年エース
http://www.kadokawa.co.jp/ace/

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武装少女マキャヴェリズム 原作:黒神遊夜 漫画:神崎かるな

>納村旧知の「アモウ」は、やはり共生学園に「女帝」として君臨する「天羽」だった! 天羽は過去に対戦した納村に複雑な想いを抱いているようで……。一方、納村は亀鶴城メアリの逆鱗に触れ、レイピアによる執拗な攻撃を受けていた──!


 五大幹部の一人のフェンシング縦ロールキャラが猛攻を仕掛けてきて主人公大ピンチ。しかし刃の攻撃を腹に隠していた月刊少年エースで防ぎ、さらにその少年エースを得物代わりにして縦ロールの頭をぶん殴って勝利。すると負けた縦ロールが「このケダモノ、ああ、もう体を好きにされるんだわ」とか一人で言い出しているところに、仮面少女が駆けつけて、主人公は(ありがちな)「何をしている、この不埒モノ」的な感じでボコられて。


 あれ? ガチ武術漫画のはずが、『女子多めの学校に転入してきた主人公のハーレム漫画』になってますよ。まあ面白いから許す。



黒井クンは恋愛ができない。 井冬良

>七斗たち3人の前に突然現れた、一年生・二子石璃璃。七斗の幼馴染みだという彼女は出逢って早々、やりたい放題! イライラを募らせる千坂だったが、なんと璃瑠は千坂のように自分も「彼氏募集」を宣言。一方のなごみも、ついに行動に出て──!?


 黒井と幼なじみがいい雰囲気になりそうになると、謎の影が邪魔してきて、なんだかんだで、女子三人の黒井をめぐる戦いとなりました的流れに。


 タイトルが『2年G組千坂千陽彼氏募集中』から変更されての本格スタート。うん、タイトル変更通り、今まで主役だったハイテンション女千坂さんが脇役に転落してしまいました……、編集者からの進路変更指示なのか作者が行き詰ってそうしたのか。まあ、どっちにしろ今の少年エースで真面目に読むに値する数少ない作品です。大事にしたいもの。
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