●『闇のトラペゾヘドロン』 倉阪鬼一郎|積木鏡介|友野詳
http://www.soudosha.jp/Cthulhu/yamino.html>《闇に彷徨い続けるもの・友野詳》
>ある日、世界は破滅した。「きみ」(プレイヤー)は、これまでの肉体と切り離され、精神を奇怪な結晶体に封じられた。きみが宿る〈輝くトラペゾヘドロン〉は、時の彼方へ飛ばされる。自力では移動もままならず、会話もできないきみにできるのは、周囲の知性体にビジョンを見せて誘導することだけだ。きみは、数億年の年月を旅する。なすべきことを推理し、単語を組み合わせ、進むべき道を見つけ出すのだ。人に戻るか、それとも人ではない何かになるか……。
創土社のクトゥルフ神話モノは時々ゲームブックが入っているのですが、今度はグループSNEの友野詳氏によるゲームブックです。正直この人の作品に全く触れたことが無いので、ゲームブック作家としての能力は未知数なのですが、まあTRPGの仕事をしているし、その絡みでホラーも書いているし、普通にやってくれるんじゃないかとは思います(見くびりすぎですか?)。
それはそれとして、この人がオタ要素の無い時代劇ものを書いているのを知って驚いた。どういう心境の変化?