感想:特撮(新番組)「仮面ライダードライブ」第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」(2014年10月5日(日)放送)


 特撮「仮面ライダードライブ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/drive/

■公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/drive/index.html

 地上波・テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 8:00〜8:30)。


■概要

 平成仮面ライダーシリーズ。今回はライダーが「刑事」で、「バイクでは無く自動車に乗る」のが特徴です。


■スタッフ
原作 石ノ森章太郎
脚本 三条陸 ほか


■キャスト
泊進ノ介(とまり・しんのすけ)/仮面ライダードライブ 竹内涼真
(他のキャストは後述)

第1話 俺の時間はなぜ止まったのか


■あらすじ

 ある夜、人間の動きが異常にスローモーになる怪現象が発生した。警官「泊進ノ介」はその現象の際、同僚を救えなくて見殺しにしてしまう。

 半年後。怪現象は「グローバルフリーズ/重加速」と名付けられ、人々は単に「どんより」と呼んで、この現象の再発に怯え続けていた。進ノ介は警視庁の窓際部署「特殊状況下事件捜査課」(特状課)に飛ばされ、やる気無しのダメ警官に成り果てていた。進ノ介に与えられた車は、乗るたびに謎の声が呼びかけてくるのだが、ある日進ノ介は車内に置いてあるベルトが声の主だと気がつく。やがて「どんより」がまた発生し、それに関連して殺人未遂が多発する。進ノ介はどんよりの最中、怪物が現われて被害者を襲っていることを知る。進ノ介は怪物と戦うため、ベルトの声に呼応して「仮面ライダードライブ」に変身、怪物三体を倒す。実は同僚の「詩島霧子」も喋る「ベルトさん」の仲間で、この事は二人+ベルトだけの秘密だという。進ノ介は事件の現場に必ず小さな紙切れが落ちていることに気がつき、事件はまだ終わっていないと確信する。


■感想

 シナリオの「三条陸」氏は、ライダー担当は「W」以来だと思いますが、初回はイマイチキレがなし。ヒーロー物としてオーソドックスな展開では有りましたが、新番組のスタートに胸が高鳴る、というほどのクオリティではなかったな。ちょっとガッカリした。


 また、「ヒーローが腕にギミックを取り付け、そこに小さな車を差し込んでガチャガチャする」というのはトッキュウジャーのトッキュウチェンジャーそのままで、同じ時期に放送している番組でギミックがかぶるのはどうかと思う(バンダイも芸が無い)。あと車が喋るってのもナイトライダーのパクリっぽいし。さらについでに言うと、CMが3回も入るとか多すぎだろ。


 と、いきなり一回目から辛いことをグチグチ言ってしまいましたが、まあこれからボチボチ離陸していけば良いか、と前向きに考えます


★キャスト情報の続き
詩島霧子(しじま・きりこ) 内田理央
追田現八郎(おった・げんぱちろう) 井俣太良
沢神りんな(さわがみ・りんな) 吉井怜
西城究(さいじょう・きゅう) 浜野謙太
本願寺純(ほんがんじ・じゅん) 片岡鶴太郎
ハート(ハート・ロイミュード) 蕨野友也
ブレン(ブレン・ロイミュード) 松島庄汰
チェイス 上遠野太洸