感想:アニメ(新番組)「SHIROBAKO」第1話「明日に向かって、えくそだすっ!」


 アニメ「SHIROBAKO(シロバコ)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「SHIROBAKO」公式サイト
http://www.shirobako-anime.com/

 BSフジでの視聴です。


■概要

 原作無しのオリジナル作品。ジャンルはアニメ制作業界モノ。


■スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクター原案:ぽんかん⑧
アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味
アニメーション制作:P.A.WORKS


■キャスト
森あおい木村珠莉
安原絵麻 :佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙 :郄野麻美
今井みどり:大和田仁美

第1話 明日に向かって、えくそだすっ!


■あらすじ

 学生時代にアニ研所属だった「宮森あおい」は、高校卒業後上京し、今は「武蔵野アニメーション」という会社で「制作進行」を担当している。武蔵野アニメーションでは現在1クールアニメ「えくそだすっ!」を制作中。ところが、1話が放送された直後、3話の原画の一部がまだあがっていないことがわかり、4話の作画監督に土下座してムリに仕事をしてもらう。これでようやく3話の絵は仕上がるが、あおいがお礼に訪ねてみると、作画監督が部屋の中で倒れていた。続く。


■感想

 ついに来たアニメ業界物。漫画で「漫画家や業界を扱った作品」が一定のジャンルを構築している以上、アニメが「アニメ業界」を作るのも当然の流れでした(と思う)。


 まあ、このテーマは既に連載漫画「これだからアニメってやつは!」(峠比呂コミックフラッパー連載)で体験していて、おまけに主人公が制作進行というのも一緒なので、なんとなく既視感あり。しかしスタッフがTV放送時にテレビの前に陣取っていてツイッターのトレンドとかを気にしているとか、「リアルにこういう感じなのかねぇ」という、業界の内側を覗き見している感覚はちょっと面白かった。


 正直 P.A.WORKS 制作なので殆ど何も期待していませんが、とりあえず見てあげてもいいかもしれない。